伏見の京料理「清和荘」三代目主人竹中撤男さん。
「清和荘」は1957年に創業。オイルサーディンで有名な
京都府宮津市の竹中罐詰株式会社とも所縁のある竹中さん。
数寄屋造りの和室で、美しい日本庭園を眺めながら
旬の京野菜をはじめ新鮮な魚介類や高級食材を贅沢に取り入れた京料理が
楽しめる料亭です。
撤男さんはご主人であり料理人でもあるといういわゆるオーナーシェフ。
長男として家業を継ぐのは自然の成り行きでしたが
自ら料理をつくる三代目をめざしたといいます。
主人は経営を担い料理は料理長が責任を持つという
スタイルをあえて取らなかった理由は?
撤男さんの料理への思いは?
そして京料理の魅力とは。
清和荘の味をこよなく愛する米團治と賑やかにお話がすすみました。
京都の納豆屋さんでお馴染みの藤原食品代表の藤原和也さんをお迎えしました。
和也さんは藤原食品の4代目。ですがもともと家業を継ぐつもりはありませんでした。
どちらかといえば納豆の味もニオイも嫌い。一度はチャレンジしましたが
まったく楽しいと感じられず京都を脱出。埼玉で飲食の仕事に就きました。
7年後、ふと京都へ帰ろうと再び実家へ。父に藤原食品を託された和也さんは
再びの納豆づくりを通じて以前には感じられなかった面白さや楽しさを感じたのです。
京都で納豆を作っていることをまず知ってもらいたい。
和也さんは売り方、PRの仕方を工夫します。
豆と納豆菌だけでできる納豆だからこそその味は作り手によって変わってあたりまえ。
そのユニークな販売方法、こだわりの味についてお聞きしました。
代表商品ともいえる「鴨川納豆」を筆頭に次々と納豆を食する米團治さんの食べっぷりに
こちらも思わず食べたくなりました!皆様も是非!あ、本屋さんで見つかるかもですよ!