鮮やかな公式ユニフォームを着てスタジオへお越しいただいたのは
東京パラリンピック、陸上視覚障害の部男子1500メートル銀メダリスト
5000メートル銅メダリスト、マラソンで9位となった
和田伸也さんと伴走者としてともに闘った長谷部匠さん。
ゲストとしてお迎えし色々なお話をお聞きしました。
この9位も全盲としてはパラリンピックレコードという快挙です。
和田さんは大阪府出身。
高校生の頃に網膜色素変性症と診断され、
関西大学在学中に視力を失いました。
それでも点字を勉強しながら大学院に進学。
専門学校の非常勤講師、点字図書館の職員を経て
現在は「長瀬産業」専属選手として活躍中です。
本格的に競技を始めたのは28歳。
現在パラ種目4つのアジア記録を持つ全盲クラスの国内トップランナーです。
いままでの道は決して平たんではなかったでしょう。
その蔭にあった葛藤、多くの人達との出会い。
和田さんが駆けてきた、その道のりは
次のオリンピック、パリ大会へと続きます。