2021年12月アーカイブ

12月15日、22日放送 株式会社 松葉 5代目主人 松野博さん

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年越しといえば年越し蕎麦。そして蕎麦と言えば松葉、と答える方も多いことでしょう。
2021年の最後は、にしんそばでお馴染みの、松葉5代目主人松野博さん、
取締役でもいらっしゃる、お姉さまの松野容子さんをゲストにお迎えしました。

松葉の創業は文久元年、1861年。
初代松野与衛門が18歳で蕎麦屋を開業したのが始まりです。
明治になり、二代目松野与三吉が「にしんそば」を発案し、元祖となりました。
南座の一角への移転を機にこの時から屋号を松葉としました。

やがて「にしんそば」は、京都人に長く愛されるおなじみの味となりました。
骨まで柔らかく炊き上げたにしんと香り高いお出汁、
喉越しの良い蕎麦が絶妙に調和した、150年近変わらない、京都の名物です。
番組では蕎麦の話、にしんの話、そして松葉の話
仲の良い姉弟の朗らかなお話と、お店の皆さんと培ってきた老舗のお店らしいお話で盛り上がりました。

京都府京都市東山区四条大橋東入ル川端町192
電話:(075)561-1451
FAX:(075)561-1468
営業時間:11:00~19:00 (LO. 18:45)
定休日:水,木曜日(祝日の場合は営業)

米團治さん、株式会社 松葉 5代目主人 松野博さん

米團治さん、株式会社 松葉 5代目主人 松野博さん

12月1日、8日放送 法輪寺 藤本高仝(こうどう)住職

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寅年を迎える前に「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」の愛称で親しまれている法輪寺の藤本高仝(こうどう)住職をゲストにお迎えしました。
はじまりは1800年もの昔。
日本に邪馬台国が出現し、中国や朝鮮半島との交流が盛んになり始めたころ。
秦(しん)の始皇帝の一族 秦(はた)氏がこの地に渡来。
農耕技術をはじめ多くの先進技術をもたらし栄えた地に
和銅6年、元明天皇の勅願により、行基菩薩が創建したのが
木上山葛井寺(もくじょうざんかづのいでら)、法輪寺の前身です。

法輪寺は数え年13歳を迎えた少年少女が「十三まいり」の祈願に全国から訪れることでも知られています。
この十三参りの起源についてもお聞きしました。
法輪寺の本尊虚空蔵菩薩は寅年の守護本尊とされています。
この混迷の時代、2022年はどんな年になるのか、
米團治と一緒に語り合っていただきました。

法輪寺(通称 嵯峨の虚空蔵さん)
〒616-0006
京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町
電話: 075-862-0013
FAX:075-861-1830

米團治さん、藤本高仝(こうどう)住職