今回も早咲きの凛とした梅のよな、
清々しい空気がスタジオに立ち込めました。
ゲストにお迎えした川崎仁美さんは1980年京都生まれ。
運命の出会いは高校生の時でした。
学生服姿で飛びこんだ盆栽展で盆栽に魅せられます。
高校3年生から盆栽雑誌のナビゲーターを務め、
その後独学し、2002年より「現代盆栽」を主宰、
盆栽は園芸であると同時に時間とともに育んでいく文化でもあると
盆栽の魅力を内外に発信。
10年間のフィールドワークを経て京都工芸繊維大学大学院に入学され、
2012年に修士課程を修了し、2013年に学芸員資格を取得されました。
2014年から1年間、米国 エドワード・C・ジョンソン財団の奨学金を得て
アメリカ、イギリスに園藝留学。各国の園藝技術・思想・運営を学び帰国。
京都盆栽大使、大学非常勤講師などを経て現在は文化庁 文化創造アナリストを務めておられます。
来年には著書も出版予定。盆栽の魅力、奥深さをじっくりとお聞きしました。
大徳寺 芳春院盆栽庭園
https://oniwa.garden/daitokuji-hoshuin-bonsai/
今年で創立100周年を迎えるOSK日本歌劇団から
翼 和希(つばさ かずき)さん、椿りょうさんのお二人をお迎えしました。
スタジオが一気に華やぎました。
OSK日本歌劇団は、1922年、大正11年4月、松竹楽劇部として創設されました。
宝塚歌劇団、姉妹劇団である松竹歌劇団と並ぶ三大少女劇の一翼を担い
1943年、昭和18年に大阪松竹歌劇団、OSKに改称。
2002年、平成14年には解散が発表されますが
この劇団消滅の危機を団員たちの熱い想いが救いました。
団員有志によって実質的に活動は継続され翌年に再結成、
2007年、平成19年に再びOSK日本歌劇団と改称し、現在に至ります。
OSKが100年に渡って貫いたレビュー文化。
当時からダンスのOSKとして知られた
その華やかな伝統は今も受け継がれています。
大阪松竹座にて上演予定のOSK日本歌劇団創立100周年記念公演「レビュー春のおどり」について
その見どころや意気込みを賑やかに大いに語っていただきました。
コロナの状況に伴う公演の休止、変更などホームページをご確認ください。
OSK日本歌劇団
https://www.osk-revue.com/