2022年5月アーカイブ

5月18日、25日放送 財団法人京都市国際交流協会 山本弥生さん

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1978年10月。
京都市が「世界文化自由都市宣言」を発表しました。
平安京の昔より育んできた京都の伝統文化を礎に
世界との文化交流によって京都がさらなる文化都市へ発展することを目指す
京都市の都市理念が明確にされました。

そこで設立されたのが財団法人京都市国際交流協会です。
1989年には市民の国際交流の拠点として京都市国際交流会館が開館。
2006年度より財団法人京都市交流協会が施設の管理・運営を担い、
ここで人々が出会い、語り合い、交流を深めることを目的に
さまざまな取り組みが進められています。

京都における国際交流の意味とは。
京都が果たすことができる役割とは。
ロシアの侵攻という国際紛争の出口が模索されるなか、
互いの文化を尊重しあう国際交流の意義や大切さをお語っていただきました。
また山本さんの、海外留学経験のお話も楽しくお聞かせいただきました。

山本弥生さん

山本弥生さん

5月4日、11日放送 房撚紐師 坂田壽男さん

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この日のゲスト『京都府の現代の名工・房撚紐師(ふさよりひもし)』坂田壽男(ひさお)さん。
坂田さんは1947年京都市生まれ。
府立山城高校卒業後家業の『飾り房』の製作を始めました。
1986年に独立し、主に各地の祭りで用いられる祭車(さいしゃ)の飾り房を製作。
僧侶が袈裟の上に垂らす儀式用装飾房『修多羅(しゅたら)』では
革新的で独創的な色合いを生み出しています。
令和元年には『京都府の現代の名工・房撚紐師』の称号を得ました。
ここまでが本業。
実はもうひとつ全く違う顔をもつ坂田さん。
坂田岳の名で東京、名古屋、京都等で講演会、ライブ活動を行うなど
セカンドライフを満喫中です。
同級生であるザ・タイガースのメンバーともいまだ交流を続け、
昨年春には「坂田岳のプライベートな虎歌」として
瞳みのる.森本太郎.岸部一徳と京都でライブも行いました。
この時の音源もちらっとお届けしました。
また大好きだという玉置浩二さんの楽曲を聞きながら
伝統工芸、バンド活動、若さを保つ秘訣などお話しいただきました。

収録風景

収録風景

収録風景

収録風景

収録風景

坂田壽男さん

坂田壽男さん

4月20日、27日放送 祇園廣島屋芸妓 小耀(こよう)さん

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祇園を代表するお茶屋さんの一つ祇園廣島屋芸妓 小耀(こよう)さん.
祇園と言えば「都をどり」。京都に春を呼ぶ風物詩です。
コロナ渦によって今年は3年ぶり、令和になって初めての公演となりました。
コロナに打ち勝ち平和な世への祈りを込めて
今回のタイトルは「泰平祈令和花模様(たいへいのいのりれいわはなもよう)」。
直近2年間の中止で、今回出演する舞妓25人のうち半数以上が
初舞台というフレッシュな公演となりました。
京都の宮廷文化を取り入れたという華やかで優雅な晴れ舞台。
対談は都をどりについて、さらに花街に暮らす芸妓さん、舞妓さんのこと。
米團治がたっぷりとお話をお聞きしました。
お姿も花桜のお着物もとても綺麗で華やいだスタジオ収録となりました。

小耀さん

小耀さん

4月6日、13日放送 ジャズピアニスト、作曲家 金谷康佑さん

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今回のゲストはジャズピアニスト、作曲家、FMラジオのパーソナリティとしても
活躍されている金谷康佑(かなたにこうすけ)さん。
金谷さんは1958年西宮市に生まれました。
立命館大学在学時よりプロ活動開始。
モダンジャズを基軸に
ジャズとクラシックの融合や和楽器とのコラボなどに意欲的に取り組んでいます。
真骨頂はそのオリジナル曲。
阪神淡路大震災の被災経験から全四楽章からなるシンフォニー「震災組曲~フェニックス~」、
人生の応援ソング「勇気をだして」はじめ数多くのアルバムをリリース。
コンサート活動は関西を拠点に、北は北海道、南は沖縄まで、全国各地に及びます。

金谷さんと米團治とは同世代。
落語家と音楽家の軽妙なコラボとなりました。

金谷康佑さん

金谷康佑さん

3月16日、23日放送 落語家 桂塩鯛さん

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今回のゲストは桂ざこば一門の筆頭弟子、桂塩鯛さん。
KBS京都でもお馴染みの塩鯛さんは1955年2月9日、京都市生まれ。
立命館大学経営学部を中退、噺家になりたい一心で
桂米朝師匠のもとへ入門を志願します。
しかし弟子が多くいたため果たせず、米朝のすすめで1977年、
桂朝丸、現ざこば師匠に入門しました。
入門のその年、茨木市唯敬寺(ゆいきょうじ)「雀の会」にて初舞台。
以降
「ABC漫才落語新人コンクール」最優秀新人賞
「文化庁芸術祭賞」最優秀賞
「大阪舞台芸術奨励賞」
「文化庁芸術祭賞」優秀賞
「京都府文化賞功労賞」など数々の賞を受賞する活躍を見せています。

2010年8月6日には4代目「桂塩鯛」を襲名。
師匠譲りの迫力のある落語は益々円熟味を増しています。
弟子は「米紫」「鯛蔵」「小鯛」。
お二人の会話は落語を聞いているようで
あっという間に時間が過ぎていきました。。

桂塩鯛さん

桂塩鯛さん