今回のゲストは木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一さんです。
木ノ下さんは1985年和歌山市生まれ。
小学校3年生の時、上方落語に出会い、以後中学生で「歌舞伎」、高校生で「文楽」、大学生で「能・狂言」と、日本の古典芸能への造詣を深めていきました。
京都造形芸術大学、現京都芸術大学での専攻は映像・舞台芸術。
いつしか培ってきた古典の知識をいかし、古典を使った現代演劇を作れないかと考えるようになりました。
2006年に歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体「木ノ下歌舞伎」を旗揚げ。
古典がもつ世界観を現代に再現し、多くのファンを獲得しています。
木ノ下さんが仕掛ける古典の現代化とは。
演出家を固定せず、作品と演出家、役者をコーディネートするスタイルの意図は。
桂米朝師匠が大好きで、米朝落語から古典の世界に入ったことが現在の自分に大きく影響していると語る木ノ下さんと米團治の対談。
どんな化学反応が起きるのか、楽しみに聴きください。