2023年5月アーカイブ

5月17日、24日放送 一般財団法人 世界文化遺産 賀茂別雷神社 葵の森保全葵プロジェクト 高瀬川薫子さん、野町真之助さん

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葵祭も終わっていよいよ京都に夏がやってきます。
古くは加茂の祭りと呼ばれていた祭りは
人々が神聖な葵を飾って祭りを行うことから葵祭と呼ばれるようになりました。

なぜ、人々はこの植物を神聖なものとみなしたのでしょうか。
「あおい」は文字で表すと「あふひ」。
この「ひ」とは生命力や神霊を指すといいます。
あおいは「ひ」にめぐり「あふ」、つまり神と出会うという意味になります。
神に会いたいと願うなら「葵」を飾って待て。
はるか昔、加茂の神は人々にそう告げたのです。
そして。降臨した神を祀ったのが上賀茂神社の始まりとされています。
人々は毎年葵を身につけて神に願い、感謝を捧げました。
そうして1400年もの時を刻んできました。

かつては当たり前のようにあった葵は今では少しずつ姿を消しつつあります。
この葵を守るプロジェクトがあります。葵を守り育て、祭りを支援することは日本の伝統文化と自然とともにあるという日本人の心を見つめ直すこと。

今回は一般財団法人 世界文化遺産 賀茂別雷神社 葵の森保全葵プロジェクトより
理事の高瀬川薫子(かおるこ)さんと
事務局次長・野町真之助さんをお迎えしました。
その活動についてじっくりと語っていただきます。

桂米團治、高瀬川薫子さん、野町真之助さん

5月3日、10日放送 俳優 松平健さん

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今回のゲストは俳優松平健さんです。
松平さんは今月5日から新歌舞伎座において5月薫風特別公演「伊之吉の千両茶碗」に主演されます。
その演目は桂米朝が復活させた古典落語「はてなの茶碗」をもとに書き下ろされた新作芝居。
米團治も重要な役どころで共演するという縁で今回の対談が実現しました。

松平さんは俳優で歌手、そしてタレントとしても大活躍。
テレビ時代劇「暴れん坊将軍」シリーズでは、およそ25年にも渡って主演を務められ、
また、「用心棒」「王様と私」など、時代劇からミュージカルまで様々なジャンルの舞台公演で人々を魅了しています。
今回の公演の第二部でも披露されるおなじみの「マツケンサンバ」では、
従来のシックなイメージを超える華やかさに意表をつかれた方も多いことでしょう。

今回の対談では舞台「伊之吉の千両茶碗」についてのお話や稽古でのエピソード、
またなじみの深い京都についてもざっくばらんに語っていただきます。

桂米團治、松平健