今回のゲストは壬生寺貫主(みぶでらかんす)・松浦俊昭(まつうらしゅんしょう)さんです。
鑑真和上ゆかりの律宗(りっしゅう)・壬生寺は正暦2年(991)、快賢僧都(かいけんそうず)によって創建されました。本尊は延命地蔵菩薩であり、古来より地蔵信仰とともに、厄除・開運の寺として庶民の信仰を集めています。
壬生寺は京都の裏鬼門を守る寺として、特に節分には1年の無病息災を願って多くの参拝客が訪れます。厄除け「節分会(せつぶんえ)」は、白河天皇の発願によって始められたと伝えられ900年以上の伝統があります。
この期間に上演される「厄除け鬼払い壬生狂言」は演じるすべての人が仮面を付け、鉦、太鼓、笛の拍子に合わせ、一切セリフを用いない無言劇で、壬生寺の春の風物詩としても知られています。
2024年の節分は2月3日、春が始まる節目に。
京都壬生寺に伝わる春迎えの行事を松浦貫主にご紹介いただきましょう。
2024年1月アーカイブ
1月10日、17日放送 東映京都撮影所 スタジオ事業部長 高橋剣さん
今回のゲストは東映京都撮影所 スタジオ事業部長でいらっしゃいます高橋剣さんをお招きします。
東映京都撮影所は時代劇の聖地。
日本の映画の黎明期から100年にもわたる歴史を刻んでいます。
高橋さんは1964年東京都武蔵野市生まれ。
1987年の入社以来37年間 東映京都撮影所に勤務、
映画の歴史を見続けてきました。
今回の対談では1月23日から28日まで京都文化博物館で開催される「第15回京都ヒストリカ国際映画祭」を紹介していただきます。
高橋さんはプログラム・ディレクターを務められています。
日本が誇る時代劇はもちろん、世界中から集めた最新の歴史映画や、国内外の映画祭と連携した作品の上映など「歴史映画」に特化した世界に類を見ない映画祭。
時代劇やアニメが好きな人も、作り手を目指すクリエーターも楽しめそうです。
そのほか、東映の映画作りのスピリット、撮影所ならではのエピソードなども
大いに語っていただきましょう。