2024年8月アーカイブ

8月21日、28日放送 京都市交響楽団第14代常任指揮者 沖澤のどかさん

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今回のゲストは京都市交響楽団第14代常任指揮者の沖澤のどかさんです。

沖澤のどかさんは、1987年、青森県生まれ。
東京藝術大学と同大学大学院で指揮を学んだ後、渡独。ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院で学び、二つ目の修士号を獲得しました。
2018年に東京国際音楽コンクール指揮部門で優勝して注目を浴び、翌2019年にはブザンソン国際指揮者コンクールでも優勝。

京都市交響楽団とは2021年10月の定期演奏会で初共演を果たします。
この共演によって互いに相性のよさを感じ、彼女は楽団からのオファーを受けて2023年4月、第14代常任指揮者に着任しました。

京都市交響楽団は1956年4月に創立し、日本で唯一、自治体が設置し、運営に責任を持つオーケストラです。今、京響は沖澤のどかさんという若きマエストロをむかえ、文化芸術都市京都にふさわしいオーケストラとして新たな歩みを始めています。

沖澤さんの指揮が楽団をどう導くのか
自称モーツアルトの生まれ変わり、米團治と語り合っていただきます。

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8月7日、14日放送 特定非営利活動法人大文字保存会理事長 長谷川英文さん

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8月16日の夜。五山に次々と火が灯ります。
亡き人の魂を送る炎は京都の夜空を焦がし、
静かに消えて、京都の夏の終わりを告げます。

送り火はお盆の先祖供養の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と結びついたもので、
お盆に帰ってきた先祖の魂が各家で供養された後、あの世に帰る道しるべです。
決して賑やかに楽しむお祭りイベントではありません。
雨が降っても風が吹いても中止するわけにはいかない京都の人々の心に寄り添う行事なのです。

平安時代、あるいは室町時代から続けられているという送り火。
代々火床を守り、何としても火を灯すという人々の思いとは。

今回も特定非営利活動法人大文字保存会理事長 長谷川英文(はせがわひでふみ)さんに改めて京都の送り火についてじっくりとお話をお聞きしましょう。

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