京都浪漫 悠久の物語

KBS京都テレビ
第1・2週 日曜日 21:00-21:55放送 (再放送 第3・4週 日曜日 21:00-21:55)

第181回 遅咲きの俳人画家・与謝蕪村
~ゆかりの京都へ

2025年11月2日 放送

江戸時代、俳句や絵画、書でも人気を博した与謝蕪村。今回は、遅咲きの俳人画家・与謝蕪村ゆかりの京都を案内する。蕪村が39歳から3年余り暮らした丹後では、蕪村の屏風絵が伝わる見性寺や俳句に触れることの出来る江山文庫などをめぐり、修行時代の蕪村の足跡をたどる。島原にある「角屋もてなしの文化美術館」では、晩年の大作である襖絵などを紹介しながら、蕪村の俳句や絵画が当時もてはやされた理由を紐解く。また、蕪村が生涯尊敬してやまなかった松尾芭蕉ゆかりの金福寺では、芭蕉庵再建にまつわるエピソードを紹介するなど、江戸時代のマルチクリエーター・与謝蕪村の魅力に迫る。 

第180回 陰陽道の神々 ~晴明神社・
赤山禅院・八坂神社・大将軍八神社~

2025年10月12日 放送

平安時代、安倍晴明によって日本独自に発展した「陰陽道」。今回は、京都の人々の暮らしに今も 息づく「陰陽道」について紹介する。

陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社では、晴明が始めた延命長寿をもたらす秘儀「泰山府君祭」に触れる。赤山禅院では、ふだん非公開の泰山府君の掛け軸が見どころ。そのほか、八坂神社が祈りの原点に立ち返るために取り組んでいる「祇園感神院復元事業」や、大将軍八神社に安置されている陰陽道の神・大将軍の御神像の由来なども紹介。明治政府が陰陽寮を廃止したことにより、歴史の表舞台から姿を消した「陰陽道」の軌跡をたどる。