撮影所や有名なロケ地が集まる時代劇の聖地、京都。今回は、映画監督の視点で京都の街を案内する。日本初の映画のロケ地であり、数々の名作の舞台ともなった真如堂では、古き良き時代の撮影秘話を紹介する。かつて日本のハリウッドと謳われた太秦では、東映京都撮影所と松竹撮影所を訪ね、映画作りの現場の様子を伝える。さらにチャンバラシーンが数多く撮影された下鴨神社や、日本で最初の映画スターの記念碑がある鴨川デルタなどもめぐり、時代劇を生み出してきた街ならではの風景をお届けする。
1626年(寛永3年)、後水尾天皇が徳川家の招きに応じて、総勢9000人の大行列で二条城に行幸した。2026年は、この"寛永行幸"から400年という節目の年にあたり、京都では様々な記念行事が行われている。今回は、「寛永行幸四百年祭」を企画する伝統文化プロデューサーの案内でゆかりの地をめぐる。元離宮二条城では、見る方向によって見え方が変わる小堀遠州の庭などを紹介。後水尾天皇ゆかりの聖護院門跡では、側室のために設計したと言われる書院を案内し、後水尾天皇の美意識に触れる。また、左京区にある美術館では、寛永行幸の様子が詳細に描かれた屏風絵を紐解き、当時の人々の熱狂ぶりを伝える。さらに、12月に行われる行幸行列の再現に向けて準備が進む衣装製作の現場にもカメラが潜入。400年の時を経て、"寛永行幸"が現代に蘇る様子を伝える。