今回の夢追人は、京都市西京区の齋藤秀稔さんと滋賀県彦根市の野田秀樹さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)
【京都編】
京都市西京区大原野にやってきました!おー!はらの!
今回の夢追人・齋藤秀稔さんは、1年間地元の農園で修業して独立、就農して2年目の駆け出しファーマー。前職は会社員だったそうです。
齋藤さんがまず選んだのはなす。1年目の去年は、収穫が追い付かなかったり、多くのなすにキズがついてしまったりしたこともあって、多くのことを学んだそうです。
「去年は出荷量に波があった」という齋藤さん。
地域の方に教えてもらったり、去年の反省も生かしたりしたことで、今年の出荷は順調!
こちらはソルゴーという植物で、畑の周りに植えることで、風や虫の影響を減らすことができるそうです。大原野地区では、あちこちで見ることができます。
齋藤さんの畑の前にある直売所。撮影の間にも、なすを買いに来られる方が何人もいらっしゃいました。
齋藤さんの様子を見に来たのは、近くで農業をされている齋藤治喜さん。治喜さんは、齋藤秀稔さんが就農前に農業のことを教わっていた方です。治喜さんにも以前、番組にご出演いただきました!
ご覧のように仲のいい齋藤さんご一家です。奥様の早智さん、創(はじめ)さん・中2、景(けい)さん・5歳。
仕事をしているお父さんの姿は・・・「かっこいい!」そうです!
早智さんに普段お家で作られているなすのお料理を作っていただきました!
稲富いわく、「めちゃうま!」
齋藤さんの夢は...
「支えられている家族に誇れる仕事をしていきたい。そして、自分ならでは、という農業を見つけていくことを目指します。」(齋藤さん)
【滋賀編】
滋賀県彦根市新海町にやって来ました。さわやかな浜辺からスタートです!
今回の夢追人は近江米を手がける野田秀樹さんです。以前は滋賀県農業試験場、現在の農業技術振興センターでお米の品種改良に取り組んでいました。
滋賀県で開発され平成25年にデビューしたお米「みずかがみ」は高温に強く、食味がよいとされ、食味ランキングで2年ぶりに最高ランクの特Aに返り咲きました。直接携わってはいませんが、新品種開発の苦労を知る野田さんは応援したいという気持ちを持って栽培しています。
30ヘクタールの農地で7品種のお米に加えて小麦、大豆をほぼ一人で栽培している野田さん。
取材にお伺いした日は「みずかがみ」刈り入れの初日でした。
稲富リポーターも特別にコンバインの運転席に乗せていただき、刈り入れの様子を特等席で体感。 その大迫力に感激!
品種改良に取り組んできたお米のプロ・野田さんですが、就農直後は試験場との土壌の違いなどに苦労したそうです。でも5年前ぐらいからは昔学んだ知識が役にたっていることを実感したとか。
JA東びわこの稲枝地区では大手酒造メーカーの月桂冠と共同で、酒粕を原料にした有機肥料を使って育てた酒粕栽培米を酒米として供給し、その酒造りの過程で出た酒粕をまた肥料として田んぼに戻すという循環型栽培の取り組みを進めています。野田さんは酒粕米部会の部会長でもあるんです。
野田さんが育てた「みずかがみ」をおにぎりでいただきました。さすが特Aランクのおいしさ!
酒粕栽培米を使ったお酒「厳選素材純米」も試飲しないわけにはいきません。そのすっきりした 味わいに稲富リポーターもすっかりこの表情に‼
野田秀樹さんの夢は...
「地域のこれからを担う世代を育てるお手伝いができればと思います。ここは昔から大きな農家が
多く、非常に元気な地域でした。その環境を享受してきた私たちが次の世代のため、さらにレベル
アップした作りやすい環境を整えてあげるお手伝いができればと思っています。」(野田さん)
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