3/7のテーマは...遺言を作りましょう。
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▼3/7のテーマは、「遺言をつくりましょう」というテーマのお話でした。
▼相続に関する事案をご紹介
→【事例】
夫が85歳で死亡しており、残された妻は82歳でこどもはいないので、そのうち遺言書を作ろうという間に
夫が風邪をこじらせて体調不良となり、あっという間にお亡くなりになりました。
財産としては1500万円相当の自宅や銀行預金2000万円があり、銀行で夫が死亡したと伝えたら
口座が凍結され、相続人全員の実印を押した相続手続き届け出書を提出しないとお金が出せないと言われました。
夫は4人兄弟の末っ子で、兄弟はみんな死亡しており、甥や姪が相続人となるので全員のハンコが必要となり、
奥さんにしても生前、全く交流もなく夫の兄のこどもとか、その存在も知らない状態に途方に暮れて
奥さんの甥とともにご相談にこられました。→【解決法】
まずは相続調査を行なった結果、戸籍の収集からその数40通もあり、6人の相続人が判明しました。
妻の相続分は4分の3です。家を相続するとなると貯金は1125万円しか権利がない状態。
そこで6人の相続人にお手紙を出して「生活費を切り詰めて老後の生活費のために貯めたお金なので
権利を放棄して欲しい」とお願いすると、全員の方が了承されたそうです。
お礼として一人10万円ずつ払われました。もちろん弁護士費用もかかります。
また手続きには半年以上かかりました。
遺言があればこんなことをしなくてもよかったのにという典型的な事案です。▼こどものいないご夫婦の場合、ぜひ遺言を。
公正証書にしておけば、銀行でもすぐに手続きに応じてもらえるようになりました。▼「相続」のこと、「遺言」のこと、など...悩んでいらっしゃる方は、まずは
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