7/24のテーマは...B型肝炎給付金請求について
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▼今回のテーマは、「B型肝炎 給付金請求」についてのお話でした。
この番組でも何度もご紹介していますが、実は6月の国会で、B型肝炎給付金請求の期限が、
当初【2022年1月12日】だったものが、5年間延長することが決定されました。
▼改めて、B型肝炎について...
幼少期の感染原因としてもっとも可能性が高いのは母子感染ですが、
その一方で、昭和23年から始まった種痘とかBCG、ツベルクリンなどの集団予防接種の
注射器の使いまわしが原因で、B型肝炎のキャリアとなった方がいます。
その後のB型肝炎訴訟の中で、集団予防接種が原因で感染が広まったということを裁判所が認定。
そこで、幼少期に集団予防接種を受けたことが原因でキャリアになった方を救済するために、
B型肝炎給付金制度の法律が作られました。▼B型肝炎の請求をすると、給付金額
1 肝がんまたは重度の肝硬変・死亡 3600万円
2 肝硬変(軽度) 2500万円
3 慢性肝炎(発症後20年以内) 1250万円
4 慢性肝炎(発症後20年経過) 300万円~150万円
5 無症候キャリア(提訴まで20年以内)600万円(20年経過)50万円
※無症候性キャリアの方は一時金は50万円ですが、今後通院の費用が出るほか、
将来発症した際には、追加の給付金の請求が可能。
※なお、給付金の対象となるのは、昭和16年7月2日以降生まれの方で、
B型肝炎のキャリアと指摘された方です。▼対象になるのは、試算によると四十数万人の方が対象者であると見込まれていますが、
平成24年に給付金請求の救済がスタートしてから昨年段階で提訴した人はまだ8万人余りとのこと。▼B型肝炎の給付金請求のために
B型肝炎の給付金を請求するためには...集団予防接種が受けたことが原因で
キャリアになったということの証明が必要。
→母子感染でない、その他集団予防接種以外の感染原因が見当たらないことを証明することになります。▼B型肝炎訴訟は国の救済制度であり、健康被害を受けた患者さんが給付金を請求することは正当な行為です。
証明が難しいのでは?躊躇されている方も勇気を出してご相談ください。
※みお綜合法律事務所ではB型肝炎給付金請求の説明会を定期的に開催しています。
説明会に行けない方にはWEB説明会のご利用をおすすめします。
弁護士がムービーでB型肝炎給付金制度をご説明しています。
さらにみおではLINEやお電話での相談も行っています。いずれにしても弁護士が責任をもって疑問にお答えし、
手続きをご案内しています。▼「B型肝炎給付金請求」ご相談は【みお綜合法律事務所】まで。
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