8/14のテーマは...交通事故について~賠償金の算定など
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▼今回のテーマは「交通事故」に関するお話でした。
交通事故の被害者になってしまった時、弁護士費用が出るという、
「弁護士費用特約」というのを保険会社のCMで知っている方も多いと思いますし、
この番組でも、"交通事故に遭ってしまったら、弁護士に相談を"というお話を何度も
お話ししていますが、そもそも、弁護士に頼んだらなぜ有利なのかについてお話したいと思います。▼交通事故に遭ってしまった場合、なぜ弁護士に相談した方が良いのか...
①まず、交渉を任せられるという心理的なメリットがあります。
②そして、自分で交渉するより賠償金が上がる可能性が高いのです。
→なぜかといいますと、慰謝料などの算定の基準が、
「裁判基準」と、「保険会社基準」で異なるからです。
→示談金や慰謝料の金額を決める目安を「算定基準」といいます。
▶保険会社は"必要最低限の補償"を目的とする「自賠責基準」と同等の「自社基準」で
金額を算出し、被害者に提示するのが一般的です。
▶一方の弁護士は「自賠責基準」の2倍以上となる、過去の裁判の結果をもとにした
「弁護士基準」で金額を算出し、保険会社との交渉や裁判を行います。
弁護士は示談交渉も「弁護士基準」で行います。
弁護士に対応をご依頼いただくと、裁判をしない示談交渉においても、示談金や慰謝料の算出は「弁護士基準」で行います。
そのため、自分で交渉するより賠償金が上がる可能性が高いというわけです。▼賠償金が上がった例
→12級6号 /当初329万円 ⇒ 弁護士が入ると示談金額2394万円に。▼どの法律事務所に頼んでも同じなの?
・弁護士によっても医学的知識の差により、結果が異なります。
・後遺症の等級を基準に慰謝料や逸失利益が算定されますが、等級認定に精通する弁護士は少ないのが現状です。
弁護士に依頼すると弁護士基準を基にした慰謝料支払いを受けられますが、
後遺障害等級認定は経験とノウハウを有する弁護士でなければできません。
・後遺障害の等級は医者が作成した後遺症の診断書などをもとに判断されます。
お医者さんは治療のプロですが適切な後遺障害を認定してもらうための診断書を作成するプロとは言えません。
したがって後遺障害の認定に精通した弁護士の関与が必要。
※ちなみに「後遺障害」と「後遺症」とは違います。
一般的な「後遺症」とは、怪我や病気などの治療後に残った、機能障害や神経症状のこと
を指します。それに対して「後遺障害」とは、交通事故が原因であることが医学的に証明
されるとともに、労働能力の低下(あるいは喪失)が認められ、さらに、その程度が
自賠責保険の等級に該当するものと定義されています。したがって、事故のために残った
後遺症であったとしても上記の条件に当てはまらない場合は「後遺障害」と認められません。※みお綜合法律事務所には交通事故に詳しい弁護士が多く在籍しています。
また、交通事故に関する専用のWebサイト「事故解決ドットコム」もあります。
さらに、みおのホームページでは、実例もたくさん紹介しています。
詳しくは【みお 後遺障害】で検索してみて下さい。▼交通事故に遭ってしまった・・・そんな時はぜひ【みお綜合法律事務所】にお電話を。
なお、ご相談にはご予約が必要です。
ご予約は専用フリーダイヤル:0120--7867--30【なやむな・みお】まで。