5月7日(火)京都トークRUN!
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京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします!
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。
■「省エネ家電購入キャンペーン」の案内
「WE DO KYOTO!ユースサポーター」の募集今回は「地球環境を守るための取り組み」について、考えていきたいと思います。
京都府では、「2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ」を2020年の2月に宣言し、同年12月には「京都府温暖化対策条例」に「実質ゼロ」を盛り込みました。条例に「実質ゼロ」を盛り込んだのは、全国の都道府県でも2番目の早さで、今は「京都府地球温暖化対策推進計画」に基づき、まずは、「2030年度までに2013年度当時より46%以上削減する」ことを目指し、取り組みを進めています。この「2030年度までに46%以上削減する」という目標を達成するには、府内の「温室効果ガス排出量」の約4分の1を占める「家庭からの排出」を50%程度削減することが必要だといいます。家庭での電力消費量が大きいのは、「エアコン」、そして、「冷蔵庫」で、この2つを「省エネ」性能の高いものにするだけで、電力消費量が大きく削減できることから、 京都府では「省エネ家電購入促進支援事業」を実施して、買い替えを応援しています。
一定の省エネ性能を有する「エアコン」や「冷蔵庫」を購入した人に、最大2万円相当の「府内利用限定電子マネー」や「府内産品」を還元します。
エアコンでいうと、主に「6畳用」で、省エネ性能「★3つ」以上なら1万円相当を。主に「12畳用以上」で、「★2つ」以上なら2万円相当を還元します。また冷蔵庫では、主に「2人用までの小さなもの」で、「★2つ」以上なら5千円相当が。主に「4人用以上の大型のもの」で、「★4つ」以上なら2万円相当が還元されるということです。京都府内でのみ使える電子マネー「京都省エネポイント」や府内産品での還元となり、実施期間は対象機器の購入が9月26日まで「電子マネー」や「府内産品」への交換申請は10月6日までとなっています。
京都府では、京都議定書誕生20周年の2017(平成29)年度から、パリ協定が目指す「脱炭素社会」の実現に向け、 「WE DO KYOTO!(環境にいいことしています)」を合言葉に取り組みを展開していますが、その意識を、特にこれからの社会を担う若い世代に広げていこうと始まったのが、「WE DO KYOTO!ユースサポーター」制度です。今年度の募集は、 今月24日までとなっています。参加を希望される方は、「京都府 WE DO KYOTO」プロジェクトで検索していただき、ホームページに掲載している募集要項をご覧ください。
~西脇知事からのメッセージ~
そろそろ古くなってきたから、と家電の買い替えを検討されている方や、引っ越しなどで、新しく家電が必要な方は、ぜひ、ぜひ「省エネ家電購入促進支援事業」を活用していただき、
家庭からの二酸化炭素排出量の削減に努めていただきたいと考えています。また、さまざまな環境問題に、若い世代の取り組みやアイデアが求められています。ぜひ「WE DO KYOTO!ユースサポーター」についても応募いただきたいと思います。
西脇知事、ありがとうございました!
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。