京都トークRUN!
京都府政の最前線・最新情報、イベント情報などお送りします！
今回の「京都トークRUN」は、西脇隆俊京都府知事にお越し頂き、お話をうかがいました。

■熱中症＋省エネ家電購入促進支援事業について

先月から既に夏日になる日もあり、「体調管理」が難しいこの季節。
今回は「今からはじめる熱中症対策」についてお届けします。
体を暑さに慣れさせる暑熱順化ができていないと、体内の熱をうまく逃がすことができず、
体温が上がりやすくなり、熱中症の危険が増してしまいます。
まずは暑熱順化に有効な対策についてポイントをご紹介します。

〇ウォ―キング・ジョギング
　ウォ―キングなら１回３０分、ジョギングなら１回１５分
　頻度は週５日程度で、少し汗をかくように意識する。
〇サイクリング
　１回３０分、週３回程度が目安
　通勤や買い物などで乗ることを習慣づけるのもオススメ
〇筋トレ・ストレッチ
　１回３０分、週５回から毎日を目安に。
　室内の温度に注意し、適度に水分や塩分補給をしながら行う。
〇入浴
　シャワーだけで済ませるのではなく、２日に１回は、湯船に
　お湯をはって入浴を。入浴前後の水分・塩分補給も忘れずに。

体が暑さに慣れるには、２週間程度かかるといわれています。今のうちから余裕を持って体を慣らしてください。
また、「梅雨の晴れ間」で気温が上がる日は、湿度も上がる可能性があるので、熱中症になりやすいです。「まだ梅雨明けしていないし大丈夫」と思わず、しっかりと対策を行いましょう。
熱中症にならないために、こまめな水分補給や塩分補給が重要です。
また衣服などをゆるめて楽にするのも効果的です。
熱中症で救急搬送された人のうち、６５歳以上の高齢者が占める割合は７割にのぼります。高齢になると体温を調整する機能が低下します。
まだ十分に体温調整機能が発達していないお子さんも注意が必要です。

そして熱中症の予防行動において、どの程度の警戒が必要かわかりやすいように、気象庁と環境省が共同で「熱中症警戒アラート」を発表しています。今年度から「熱中症特別警戒アラート」の運用も始まったので、出かけ等の際にはチェックをお願いします。
京都府では現在、「省エネ家電購入キャンペーン」も実施しています。
対象の店舗で、省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫を購入すると、最大２万円相当のポイントや京都府の特産品等がもらえるというお得なキャンペーンになっています！省エネ性能が高いエアコンに買い替えるなどして、電気代も節約しつつ、しっかりと「暑さ」から命を守ってください。

～西脇知事からのメッセージ～
京都で１９５０年代には年に１０日程だった「猛暑日」が、昨年は実に４３日と４倍に！
「いかにして命を守るか」という意識で熱中症対策を行って欲しいと思います。

西脇知事、ありがとうございました！
来週も「京都トークRUN」をよろしくお願いします。