こんにちは!ちあっきーこと竹内千景です!
今日は久しぶりにちょっと暖かくていいお天気ですね〜
そんないい天気の中ラジオカーはまず、東大路通りから八坂神社の前を通って清水寺まで行きました。
先週までは人でいっぱいだった四条通りですが、今日は数えられるくらいの人の数。
八坂神社は参拝客がちらほらいました。
着いた時間もあると思うのですが、清水の坂も人は少なく、駐車場には観光バスは一台も停まっていなかったです。
人出がグッと減りましたね〜
そして、本日の目的地松原京極商店街へ!!
松原通の新町通から大宮通にかけて延びる商店街。
ここ松原京極商店街は、義経と弁慶のゆかりの地として知られています。
商店街の街灯のフラッグにも義経くんと弁慶くんが!!
この2人の最初の出会いが五条天神の近辺だったということが
「義経記」と能楽「橋弁慶」に書かれています。
リポート中私が少し歌った童謡の「五條橋」は、鴨川にかかっていた大橋(現在の松原に位置)のことで、この神社の東側に流れていた西洞院川の橋だという伝説があります。
秀吉によって橋が移されてから東方の松並木から松原通となって今に至るそうです。
今の五条大橋とは別と言うことを神社に行って初めて知りました!
そんな歴史ある商店街で、150年続く漬物屋さん「井上漬物店」にお邪魔しました。
縦文字で書かれた木のカッコいいお店の看板。
そして仲の良さが伝わる家族の写真が貼られた看板が目印のお店。
中は、漬物のショーウィンドウと漬物をつける木桶、そしてなぜかピアノと大量の絵画が。
なんとコロナ前まではお店でミニライブされていたそう。
絵は店主の美大出身の妹さんが描かれたものがたくさん飾られています。
優しいタッチの絵で、絵本に出てきそうな義経と静御前が( ◠‿◠ )
井上漬物店は、明治5年創業で今の店主で5代目。親子5代で漬物作りをされています。
定番のぬか漬けやたくあん、しば漬け、ゆず大根、浅漬けなどから京野菜、旬の野菜まで並んでいます。
また、最近イタリアン料理店とパスタを使った壬生菜でコラボをしたそう。
他にも、洛陽総合高校と京野菜を使った漬物を共同開発して販売もされています。
定番のものだけではなく珍しいものや企業や学校とコラボもされていてチャレンジ精神も素晴らしいです。
そして私が試食させて頂いたのは日野菜と柚子大根、たくあん。
鮮やかなピンクの見た目でいかにも美味しそうな匂いが。
辛味と甘みのバランスがほど良くて、さっぱりとした味で食べやすい!
この日野菜ですが、漬けたときに淡いピンクの色を出すことから「桜漬け」と呼ばれているそう。
これは白ごはんに合う〜
今が旬のゆず大根は、さわやかな味でシャキシャキ。サラダ感覚で食べられます。
最後に和食の定番、たくあんを。
細く刻んであるので食べやすい!いくらでも食べられそう(*´∇`*
実は元々漬物が好きじゃなかったんですが、生まれて初めて美味しい!!!!!!!ってなりました。
辛めなものが特にダメだったのですが、今回出して頂いたようなさっぱりしていて甘さと辛さが絶妙な漬物は苦手な人でも食べやすいです。
本当に美味しくて見事に完食。
今日は、「井上漬物店」の5代目店主、井上昌則さんにお話を伺いました。
横に写っていらっしゃる綺麗なマダムはなんとお母様!家族4人でお店をされているのだそう。
そして昌則さんは、ここ松原京極商店街の理事長。今年で引退するそうなんです。
面白い漬物作りをモットーに色々果敢に挑戦されています。
また、商店街を盛り上げるため商店街YouTubeチャンネルも立ち上げ、各お店をユニークに紹介されています!
お話も上手で中継前も中継後もお母様を交えて話が弾みました。(スタジオに戻らず(笑))
私の漬物嫌いを克服させて頂いて本当に感謝しています(個人的な話)
それも大喜びして下さりお土産まで頂きました♡家に帰ってむさぼります!( ° ʖ °)
時代に合わせた漬物作りを探究し続ける漬物屋「井上漬物店」さんは、
油小路の東側、五条天神の近くにあります。
市バス西洞院松原、堀川松原から徒歩1分、
阪急烏丸駅から徒歩10分です。
営業時間は、朝10時30分から夜6時まで。
定休日は、日・祝日です。
本日はありがとうございました!