昨日公開されたばかりの映画『大河への道』をご紹介します!
こちら落語家の立川志の輔さんの落語『大河への道』を映画化したもの。
千葉県香取市では、郷土の偉人である伊能忠敬を主人公にした
大河ドラマで観光促進しようとプロジェクトが立ち上がるのですが、
脚本作りの最中に、伊能忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていた事実が発覚。
一体誰が日本地図を完成させたのか、200年前の江戸では何が起こっていたのか...
そして香取市の大河プロジェクトはどうなってしまうのか!?
という歴史発見エンタテイメント作品!!
キャストは、
大河推進プロジェクトリーダーとして中井貴一さん、
部下に松山ケンイチさん、
市役所広報職員に北川景子さんのほかにも
岸井ゆきのさんや和田正人さん、
平田満さん、草刈正雄さんや橋爪功さんなどなど
豪華キャスト!
監督は『花のあと』などの中西健二 監督、
脚本は森下佳子さんです。
この映画、何がすごいかというと
キャストほぼ全員が一人二役なんです!(˶°口°˶)
というのも、大河ドラマプロジェクトという現代ストーリーと
当時の江戸では伊能忠敬の死後に一体何があったのかという200年前のストーリーとが行き来するのですが、
どちらのストーリーも同じキャスティング!
例えば、中井貴一さんは忠敬の弟子役で、
その助手として松山ケンイチさん。
北川景子さんは忠敬のかつての妻役などなど。
現代劇ではコメディタッチ、時代劇ではシリアスと
1本の映画で2本観られたようなお得感があります!(ˊ꒳ˋ)♥︎
今回、この作品は中井貴一さんが
立川志の輔さんの落語を観劇した際、
何としてもこの話を映画にしたい!と思うほど感動したようで、
自ら企画を手がけ、6年の歳月を経て今回公開されたんです。
なので、昨日の舞台挨拶では俳優としてだけではない緊張感があったと話されていました(∗ ❛⃘ ❛⃘∗)
そしてこの映画を観て改めて、伊能忠敬のすごさを感じました。
忠敬が地図を作り始めたのは55歳くらいで、
そこから71歳まで全国測量をし続けたといわれています。
当時は長生きは珍しい時代でしたから、
いまでいう90歳くらいまで自分の脚で測量されてたと思うと...∑(´□`;)
そして測量で歩いた距離はなんと地球一周分!!!!!
体力はもちろんですが、地図を作りあげるんだという
強い想いを絶えさせなかったというのが本当にすごいと思います。
そしてその想いに着いて行った周りのサポーターたちも、
同じ目標に向かってひたむきに頑張られたんだなあと思うと...
ひとつのものに対して懸命に努力する大切さというのは
今も昔も変わらないのだなと考えさせられました。
まさに!人生に迷った時に観たい映画だなあと感じましたよ!
『大河への道』
全国の映画館で公開中です!
ぜひ映画館でご覧ください( ˶ˆ꒳ˆ˵ )