先週の金曜日公開された「百花」観てきました!
菅田将暉さんと原田美枝子さんが親子役で
主演を務めたヒューマンドラマで
その他長澤まさみさんなども出演されているということで、
話題の作品です!
こちら『電車男』や『告白』、『悪人』など
数々の人気作品を制作してきた映画プロデューサーの
川村元気さんがかつて実体験をもとに書いた小説を映画化したもので、
自ら映画監督としても務められました。
認知症を患い記憶を失って行く母親と、
そんな母と向き合い介護していく息子のお話なんですが......
非常~~~に!!!考えさせられました。
調べてみたところ、今65歳以上の約16%、
6人に1人くらいの割合の方が
認知症を発症していて
年齢が上がればその確率も高いとのこと。
私でいえば、自身がというよりは
親がそうなってしまうんじゃないか......
なんて考えてしまったり。。
ただ、そんな作品でもスっと観られたのは
作品の構成が非常に凄く凝っていたんですよね~。
母親の記憶が無くなっていく時系列の中で、
逆に息子は幼い頃のお母さんとの記憶がより鮮明になっていくんです。
小学校の頃一緒に出かけた思い出、
何気ない会話、じゃれあった記憶...
そんな回想シーンが非常に埋め込まれているので、
飽きないですし、さらにグッと来るんです。。
特に見どころは原田美枝子さんの演技!!!!
記憶をなくしてどんどん老いていく姿と
回想シーンの母親、女性としての姿は若さで溢れていて......
本当に同じ人かな?!と思う位でした。。
そしてこのストーリー、
一見普通のように見える親子にある
とんでもない事実、
「閉ざされた記憶」というのにぜひ注目してください!!
映画『百花』
全国公開中です!!