心はんなり旅気分「観光列車 ラ・マル・ド・ボアで行く岡山・備前旅(岡山~日生)」

今回は岡山発の観光列車「ラ・マル・ド・ボア」での旅です。
「木製の旅行鞄」の意味をもち、2016年の瀬戸内国際芸術祭に合わせて運行を始めました。
白い車体に黒の太線というおしゃれな外観。
2両編成の車内は、グリーン車仕様の二人掛けシート、
そして窓向きひとりカウンター席もあり、フローリングの足元もピカピカ!
これに乗って赤穂線経由で日生までの備前エリアをめぐります。


tabi_20221210-d38c1afa2e64e6b6669187b9563dbfb69315a59b.jpg

tabi_20221210-bca0d40642f6851cec8036b32a9198abf2cf0b6f.jpg

「長船」は昔から刀づくりが有名な街で、貴重な刀剣を集めた博物館も人気ですが、
もうひとつの名所がこちら「日本一の駄菓子売り場」というお店。
800坪というの広大な店内には、5000種類ものお菓子やおもちゃが並びます。
子供も、大人もテンションめちゃ上がり、ついつい買い物篭に商品を放り込んでしまいます。


tabi_20221210-255215c4628eaa4750f89e21a659390d9a6b67d4.jpg

tabi_20221210-ca70734f754a4daa93a9bcad4a37654fc392b51c.jpg

次は備前焼のふるさと「伊部」に停車。
日本六古窯の中でも最も古い歴史をもち、釉薬を使わずに窯で焼くため、
土の色がしっかり残りワビサビを感じる落ち着いたやきものです。


tabi_20221210-1921c77e97e5de19f107ea8ae895caa9a437812f.jpg

tabi_20221210-6b22fae95c8b905033b8c57be7583511e7545256.jpg

そして「閑谷学校」にもぜひ足を伸ばしてみて下さい。
ここは岡山藩主:池田光政が創建した現存する世界最古の庶民のための学校。
350年の歴史をもつ講堂は国宝になっており、屋根には備前焼の瓦が敷かれ、
堂内は漆塗りで、靴下を2枚履きして見学します。


tabi_20221210-47d785f459ea69870e4087a0cc5913ed818d0195.jpg

tabi_20221210-e2870e211375beb2a2e433b2d2650efb123b8569.jpg
 
そして岡山から1時間10分でこの列車の終点・日生に到着。
日生といえばなんといって今が旬のカキです。
私は海辺のリゾート「ヴィラステラ」で、屋外ガーデンでの牡蠣づくしブッフェをいただきました。
かき鍋・かきフライ・グラタン・アヒージョ、そして絶品の焼きかきに、かきめしまでが食べ放題。
汐風を受けながらいただくランチは最高でした。
 

tabi_20221210-748614d483dfb4e0db5de11913203ae7ca79e4c5.jpg

tabi_20221210-0017428b28a7cb88907fc81dbc7002c492b3a743.jpg

満腹になったあとは橋を渡って日生諸島へ。
鹿久居島にある川辺農園では、斜面で太陽の光を浴びてみかんがスクスク育っています。
頂上で海をのんびり眺め乍ら、たっぷりミカンをいただきました。
(食べ放題とお土産付きで1700円)


tabi_20221210-22f95fff06d7ed59eb6a1a7504d97dcaaef790f0.jpg

tabi_20221210-24c1f092ea4e9915d4b9784cf3b4427dbd695a35.jpg
    
ラ・マルで訪ねた備前・瀬戸内の旅。
ちなみに料金は通常運賃にグリーン代が加わるだけで、岡山~日生なら1,640円。
12月は日生行きですが、季節によって琴平・尾道・宇野などへ運行されます。
(いずれも土日祝のみの運行)
是非一度 ラ・マルの旅、楽しんでみてください。


羽川さんのYouTubeも併せてお楽しみください!
#62「観光列車 ラ・マルで行く岡山・備前ハマる旅」(岡山~日生)

tabi_20221210-7267b65c9541c4f72d378b1b6b54014e2c4275ae.png

岡山を起点に4方向(宇野・日生・琴平・尾道)に走る観光列車ラ・マル・ド・ボア。木製の旅行鞄という意味ですが、22年12月は日生(ひなせ)に向かいます。途中下車しながら、備前エリアの魅力に迫り、終点・日生では旬の牡蠣を満喫します。

  
YouTubeで「羽川英樹」と検索するとすぐ見つかります。
チャンネル登録よろしくお願いします!