大阪は中之島にある国立国際美術館で開催中の
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」のご紹介です(^ω^)
「ピカソとその時代」ということで、
パブロ・ピカソにパウル・クレー、
アンリ・マティス、アルベルト・ジャコメッティなど
20世紀を代表する芸術家の作品がずらりと展示されています!
こちらは、ドイツのベルリンにあります
ベルリン国立ベルクグリューン美術館のコレクション97点に加え、
日本の国立美術館の所蔵・寄託作品11点の
計108点が一挙に展示されていて、
ピカソの作品は約半数を占め、
そのほとんどが日本初公開なのです!!!
ありがたいことに、
展示されている作品は一部を除いて撮影OKという...
お気に入りの1枚を写真におさめることが出来ますm(_ _)m
展示では主にピカソの作品が時代別に並べられているのですが、
ピカソといえば、やはりあの独特なタッチの作品が印象に残っている方も多いかと思います。
パブロ・ピカソ 「黄色のセーター」
たとえばこのような、
肖像画にしても顔が歪んでるかのような...
ピカソの絵を初めて見た時の衝撃ってすごかったですよね笑
ただ、ピカソは最初からこのような作風だったわけではないんです!
最初は写実的な絵を描くことが多かったようで、
初期の作品はこのような作風でした。
パブロ・ピカソ 眠る男
その後、当時流行っていたアフリカ彫刻の流れを受け、
異質な形や不気味な色を絵画で表現し始めたのでした。
そこから「キュビズム」という
様々な面、視点からみた対象を
キャンパス上に表現する方法を発展させていきました。
その後また、当時のピカソが受けた影響によって
写実的な作風に戻ったり、古典的な作品を真似てみたりと
同一人物とは思えない作風の違いを見せた作品を数々残していったのでした。
いったいピカソにはどう見えてたんだろうって気になって、
同じポーズ取ってみました!
が、出来ませんでした笑笑
色んな視点から多角的に見たら、
あのような手の形になる...のかな?
晩年では、
自身が用いてきた手法をごちゃ混ぜにしたような作品が数々発表されたようです。
ピカソの作品ってホント、どの作品を見ても新鮮なので
飽きませんね!!(^ω^)
時代と共にピカソがどんな影響を受け、
作品がどう変化していったのか、
この展覧会で実感出来ますよ!
日本初公開の作品たちも含めて、
ぜひこの機会にご覧ください!!
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」
国立国際美術館で5/21(日)まで開催中。
開館は10:00~17:00まで (金曜、土曜は20:00まで)
月曜日は休館なのでお気をつけくださいね。