野洲といえば広大なJRの車両基地や、
近江富士こと三上山(432m)が有名な人口5万人の街。
ここにある「銅鐸博物館」は全国でも珍しい施設で、
市内で出土した銅鐸24基が展示されています。
もともと銅鐸は弥生時代につくられた青銅製の「祭りの時に鳴らす鐘」。
展示で一番大きいのは高さ1m40cm、重さ45kgもあります。
館内では展示のほかに銅鐸の作り方も解説され、当時の衣装を着ることもできます。
また屋外には竪穴式住居3棟と高床式倉庫も実物大で展示されており、
当時の暮らしぶりを体感することもできます。
入館料 大人300円で市民は無料。
そして野洲には全国でも珍しいハチミツ酒をつくる醸造所「アンテロープ」があります。
はちみつ+水+酵母だけでつくる酒は「ミード」と呼ばれ、とても薫り高いお酒です。
オーナーの谷沢さんはクラフトビール造りを目指したのですが、
5年前に渋谷で開催されたビアフェスタでアメリカのミードに出会い、これを作ろうと決心したそうです。
国内初のミード醸造所は 4年前にオープン。
現在は これにフルーツやスパイスなどを加えたオリジナルのクラフトミードをつくっています。
フルーツでは イチゴ・リンゴ・マンゴーなどを使用。
中にはピンクグレープフルーツに唐辛子をミックスしたものなどユニークな組み合わせも魅力です。
現在、ネット販売や一部酒販店で取り扱い中ですが、
木~土曜はこの醸造所でも直接販売(1本 1700円前後から)しています。