兵庫県を走るJR加古川線は加古川と谷川(丹波市)を結ぶ48,5kmの電化路線です。
ここではかつて関西各地で走っていた103系が、今も元気に走っています。
窓周りの黒がアクセントになり、
ボディカラーは常磐線色とも呼ばれるエメラルドグリーンをまといます。
4つ目の駅「厄神」。ここには網干総合車両所の車両基地も併設され、
一部の列車はここで折り返します。
かつてはここから三木鉄道がつながっていました。
「厄神」を出て兵庫県最大の一級河川・加古川を渡って小野市へ。
ここは播州そろばんで有名なところ。
市になってるのにいまだに「小野町(まち)」を名乗ります。
「粟生」はローマ字表記で全国最小駅名。
ヨーロッパ風の明るい3社共同駅舎で、神戸電鉄・北条鉄道と接続します。
「滝」駅のすぐそばには、加東市を代表する名勝・闘龍灘が。
ここは加古川の川底いっぱいに奇岩が起伏しており、
落水の豪快なリズムと飛び鮎の名所としても知られています。
中間拠点の「西脇市」。大半の列車がここで折り返します。
「西脇」といえば少し甘めの「播州ラーメン」に、
釣り針と播州織が名産品です。
ここから先は昼は3時間半も運転間隔が空いてしまい、廃線対象にもなっている区間です。
「日本へそ公園」は、東経135度・北緯35度が交差する日本列島の中心地。
地元出身・横尾忠則の作品を展示する「岡之山美術館」もここにあります。
「本黒田」は黒田官兵衛の生誕地で、但馬牛ブランドの黒田庄牛も旨いんです。
そして終点「谷川」では 福知山線と接続しています。
この加古川線は阪神淡路大震災の時には、地震で寸断された神戸線に替わって
う回路として大きな役割を果たしました。
緊急事態のためにローカル線なのに電化されたといってもいいでしょう。
せっかく全線電化されてるので なんとか活性化を果たしてほしいものです。
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#86 JR加古川線(加古川~谷川) ~今も元気に103系 が走る稀少路線、しかし一部区間は廃線対象にも~