JR京都伊勢丹にある美術館えきKYOTOで開催中の
「この惑星の声を聴く」という写真展をご紹介します!
この写真展は高砂淳二さんという、
世界中のさまざまな国に訪れて自然を撮り続けている写真家さんで、
今回100点もの写真を展示しています!
高砂さんの焦点は常に地球に当てられてまして、
この写真展でも「海の声」、「大地の声」、「空の声」という3つに分けて構成されていて、
それぞれに神秘的な海の中や、遠く広がる大地に空という大自然と
そこに息づく生き物たちが活き活きと写真におさめられています!
スケールの大きい写真たちに圧倒されます!!
高砂さん、もともとダイビング専門誌の専属カメラマンだったみたいなのですが、
出身も宮城県石巻市ということで
海が近くにある生活から海が大好きだったようです。
しかし、東日本大震災で
実家が被災し、知人も亡くされてから
しばらくは自然に向き合うことも
海に潜ることもやめてしまっていたようです。
震災から9年経った2020年に、
気持ちに区切りをということで地元宮城の海に潜って撮影をして、
また自然に向き合う活動を再開されたようです。
自然の美しさも、怖さも
体験しているからこその視点で
瞬間瞬間を捉えられているのかなと作品を見て感じました。
どこか、自然に対する畏怖の念を抱きますよね。
写真展の最後には、
とんでもないバズーカのようなレンズも紹介してくれています!
これで色んな動物たちや自然を写してるんだな...
こちらを使いこなすだけでもすごいと思いますし、
一瞬を逃さない瞬発力やセンスなど
ついつい見入ってしまう作品がずらりと並んでおりますよ。
ぜひ訪れてみてください!
JR京都駅すぐ
京都伊勢丹7階 美術館「えき」KYOTO
5月19日(日)まで開催中!
おとな1000円です!