大阪の中之島美術館で開催中の
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」をご紹介します~!
こちら、大阪中之島美術館の
開館3周年を記念した特別展で、
近代美術を代表するアーティストたち
総勢110名もの作品、150点が見られます。
ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》
実はこのTRIO展、もう二度とないかも!!と言われてるくらいに貴重な展覧会なのです!
というのも今回、
パリ、東京、大阪という大きな都市にある美術館、
パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、
そして大阪の中之島美術館が
それぞれ所蔵するモダンアート作品を
テーマごとにそれぞれ比較しながら
見られるように展示されていまして、
美術館の垣根を越えたコラボ展示なのです!
↑それぞれの美術館の内装
どこもオシャレな美術館や。
ではどんなアーティストたちの作品を見られるかと言いますと、
例えばピカソやローランサン、モディリアーニといった近代美術を代表する巨匠たちに...
アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》
草間彌生さんや岡本太郎さん、佐伯祐三さんといった日本を代表するアーティストの作品も多数見られます。
佐伯祐三 《郵便配達夫》
岡本太郎《コントルポアン》
今回の展示はただアートを見るだけではなくて、
それぞれの都市が発展していく様子をそれぞれ、
アートを通じて比較しながら見ることができるのがおもしろポイントでした!!
展示はテーマごとに飾られてるんですが、
「川のある都市風景」というテーマですと、
パリはセーヌ川の様子。
アルベール・マルケ《雪のノートルダム大聖堂、パリ》
東京ですとこちら
小泉癸巳男 《昭和大東京百図絵》
「都市の人々」というテーマだと
中之島美術館からはこちら
河合新蔵《道頓堀》
当時の生活感がとても伝わってきます。
モーリス・ユトリロ《セヴェスト通り》
同じ頃の街並みでもまた全然違うと思いませんか?!
また、写真も今回展示されてまして。
「都市のスナップショット」というテーマで
マルク・リブー《エッフェル塔のペンキ塗り、パリ》
高梨豊《「東京人より豊島区西武デパート 》
当時の発展の様子が見られて
とても興味深かったです!!
天野龍一《鉄橋浸景》
↑どこの鉄道なのかは分かんなかったです(笑)
そのほかにもアーティストたちが
時代の変化にどのように感じ、
何を表現していったのかという
美術の変遷というのも感じ取れて楽しかった~!!
ぜひ芸術の秋!!
アートを楽しみましょう~\(^o^)/
開館3周年記念特別展
「TRIO パリ・東京・大阪モダンアート・コレクション」
大阪中之島美術館
9/14(土)~12/8(日)まで開催!
料金 2100円
開場時間 10:00~17:00
月曜日は休館ですのでお気をつけて。