心はんなり旅気分「阪急プライベース VS 京阪プレミアムカー 大阪⇔京都 有料座席指定特急 徹底比較!」

阪急プライベース VS 京阪プレミアムカー
大阪⇔京都 有料座席指定特急 徹底比較!

阪急のプライべースは、約3ケ月前の2024年7月21日に登場、
一方の京阪プレミアムカーは有料座席特急の草分けとして
7年前の2017年8月に登場しました。

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阪急のプライベースは大阪梅田と京都河原町を43分で結びます。
8両編成の4号車に設置され、車内は3列シートで40席。
木目調の内装に床は上品なカーペット敷きで、シートピッチもゆったりです。
また2人がけ席は間に仕切り板が設置するなどプライバシーにも配慮されています。

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テーブルは飛行機と同じ肘掛収納式。パソコン操作には少し狭いかもしれません。
ほかにもドリンクホルダー・マガジンラック・読書灯・コンセント・Wi-Fiを完備。
いまは1時間に2~3本運用され、チケットは専用予約サイトでのみ販売。
座席指定料金は一律500円となっています。

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一方、7年前にプレミアムカーを導入した京阪は、
8両編成の6号車に有料座席指定のプレミアムカーを連結しています。

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ゴージャスな扉を入るとゆったり配置された3列シートが阪急と同じく40席。
車内装備はほぼ阪急と同じで2人席も独立感があります。
またテーブルは前から倒すもので、これならパソコン操作もゆったりできますし、
小さなフックも使い勝手がいいんです。

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ちなみにプレミアムカーは赤と白の8000系のほかにも、
快速急行で主に使用の紺と白の3000系や、
大阪・関西万博ラッピング車両にも連結されています。

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改めて2つを比べてみると、
阪急の利点は
①座席のほどよい弾力、
②木目調の落ち着き、
③京阪より京都都心部に5分早く着く、
一方京阪
①ホームにもチケット券売機がある、
②収納テーブルが広い、
③400円区間があるという点。

また改善して欲しい点は
阪急は、
①専用サイトだけではなく駅でもチケットを売ってほしい、
②一律500円は不公平感がある。
京阪はなんといっても
①8000系は改造車のため窓割りが悪く、10番・12番はあたりは窓枠が車窓を遮る、
②レシートのようなチケットが安っぽいってところでしょうか。

全体的には装備ではやや京阪の方がいいようですが、
梅田という場所から発車する阪急の使い勝手もよく、
なかなか甲乙つけがたいところ。ぜひ一度 あなたも乗り比べて見てください。

鉄アナ・羽川英樹の出発進行
「阪急プライベース VS 京阪プレミアムカー」は↓からご覧ください。
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