またまた!芸術の秋な情報です。
こんなステキな美術館があったなんて!と
まほびん最近びっくりしましたのは
大阪の「藤田美術館」です~!
住所でいうと都島でして、
旧大阪市公館(現ザ・ガーデンオリエンタル大阪)のすぐ近くにあります。
この藤田美術館、一体どんな美術館なのかというと...
明治時代に活躍した実業家、藤田傅三郎と
その息子たちによって集められた
東洋古美術品を展示している美術館です。
もともとは、藤田家の蔵でそのコレクションを大切に保管されていたようですが、
「一個人のコレクションで秘蔵するよりも
より多くの人に見てもらった方がいい!」という
想いから
蔵を改装して1954年に美術館としてオープン。
建物の老朽化もあり2017年に一旦閉館し、
2022年にリニューアルオープンしていたんですって!!
知らなかった~。
ガラス張りの建物の中に入りますと
一面に広がるエントランスは
なんとも贅沢な空間使い!!
誰でも自由に使えるテーブルや椅子が配置されていて、
オープンキッチンを構えたレストランも併設されております。
そしてこの洗練された空間の中に
突如現れるのがこの重厚すぎる扉。
こちらが藤田美術館の入口なのですが、
なんと当時の藤田家の蔵に使用されていた扉を再利用しているんですって!!
この姿から歴史の深さを感じられますよね。
中に入るとこんな感じで...
明るいエントランスとは一変して、
一気に真っ暗な空間に様変わりします。
暗闇の中、ガラス張りのディスプレイに展示された
作品たちがライトアップされていて、
まるでその部分だけが浮かび上がるような様子に
没入感を覚えました。
藤田家のコレクション、
東洋古美術を中心に日本の掛け軸や書物、
また中国から伝わった花瓶や茶器など
様々あるんですが、
その数は2000点を超えるようです...!
その中には国宝が9点、重要文化財も53点と
個人のコレクションとしてはとんでもない品々なのですが、
その全てを美術館で一気に見られるわけではありません。
というのも藤田美術館は展示内容を
月ごとに変えているので、
訪れるごとにまた違った作品を見ることができるんです。
なので、一度でおわるのではなく、
むしろ何度も訪れたくなる美術館となっています。
またスマホを使った音声ガイドが誰でも利用できるので、
ただ見るだけではなく
その作品についての歴史背景などを学ぶことができるのがとても良かったです。
東洋古美術って難しそうなイメージありましたが、
音声ガイドのおかげでわかりやすかった~。
幅広い展示内容で大満足。。
そして美術館の出口を出ますと広がるのが
藤田家の立派すぎるお庭!!!
この奥に見える御堂も藤田家のお庭の一部。
どこかのお寺にある日本庭園なんかなってくらい
立派すぎるお庭でした。
いやーすごすぎるよ藤田美術館!!!
こんな素晴らしい美術館をいままで知らなかった自分を悔やみましたね(笑)
絶対また行きたい!そう思わせてくれる美術館でした。
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藤田美術館
入館料1000円
開館時間 10:00~18:00
休館日 年末年始
アクセス JR東西線 大阪城北詰駅よりすぐ
京阪 京橋駅より徒歩10分ほど
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