京都市街を南北に通る新町通り。情緒ある通りで、歴史は古く平安時代から京都の中心街路として栄えてきました。そんな新町通り沿いにあり、地域の人々に愛され続けるお店が「六条 招福亭」です。
昭和13年の開業から、ご家族で切り盛りされていて、今は主に3代目の清水裕介さんが厨房に立ち、美味しいお蕎麦を届けています。宇治抹茶を使用した自家製の茶そばは、鮮やかな色が特徴で、口に運ぶと、ほのかに抹茶の香りと甘みが広がります。
そんな茶そばを使用した「福そば」は、招福亭の看板メニュー。卵とじに、えび、ほうれん草、しいたけ、かまぼこが入っていて具だくさん!まろやかで、ふんわり優しい味です。
今回は、「六条 招福亭」で 「天ざる」と「柚子うどん」を味わいました。
新町通りにある「六条 招福亭」
昭和18年に開業した「六条 招福亭」2代目の清水久行さんと女将の美鈴さん
メインで厨房に立つ3代目の裕介さん、お客様に美味しい蕎麦を届けている
宇治抹茶を使用した茶そばが美味しい具たっぷりの名物メニュー「福そば」
「六条 招福亭」の女将・清水美鈴さんと「ファーマーズ・マーケット たわわ朝霧」へ
「食材の目利き」が肝心!まさに食のプロの目線
「たわわ朝霧」ならではの珍しい食材に料理のアイデアが膨らむ美鈴さん
産地や鮮度にこだわりお客様の健康を考えた料理を届けることが大切と話す美鈴さん
南山城村で宇治茶の栽培と加工をする仲純輝さん
香り高い良質な高級茶として知られる宇治茶は、南山城村の特産品
農園の総面積は10haのため、日当たりや土質に合わせ肥料の調整を行うなど肥培管理が大切
香りや味の違いを感じながら今年採れた一番茶を飲み比べ
宇治抹茶の甘みと香りを感じる茶そばと旬の食材を使った天ぷらの「天ざる」
3代目・裕介さんのアイデアで生まれた「柚子うどん」
おいしさに笑顔が溢れる中川会長と飛鳥井さん
「次の世代にお店を残していきたい」と話す久行さんと美鈴さん