長崎大学名誉教授/産婦人科医 増﨑 英明
第2665回 放送日: 2020年5月10日
以前は見ることができなかったお腹の中にいる赤ちゃん・胎児は、超音波装置の開発に伴って、広く"見える"存在となりました。今週は人類がもってきた胎児のイメージの変遷や超音波開発の歴史、そして若き増﨑医師と超音波装置との出会いについて聞きます。見えることで胎児は初めて医療の対象になったという長崎大学名誉教授の増﨑英明さんは、産婦人科医として胎児の超音波診断に初期から携わってきました。増﨑さんは、胎児は知れば知るほど神秘的な存在だと語ります。「胎児のはなし」著:増﨑英明 最相葉月(ミシマ社)
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