5月25日のテーマは...「さすらう遺産」について
-
▼今回は「さすらう遺産」についての話題です。
皆さんはこの「さすらう遺産」という言葉、ご存じでしょうか?
子どもや配偶者などの相続人を持たない人が遺言を残さず亡くなると、
裁判所が選んだ相続財産清算人が債務を返済するなどして遺産を整理することになります。
そして残りは国庫に入ることになるんですが、
この遺産を「さすらう遺産」と呼び、新聞などでも話題になっています。▼「さすらう遺産」ですが、2022年度に768億円と、10年前の375億円から倍増しています。
財務省によりますと、国に入ったお金の使途は決まっていないとのことですが、
何らかの歳出に充てられることになります。
「さすらう遺産」が増加している背景には子や配偶者のいない高齢者が増加していることが挙げられます。
また不動産価格の上昇のほか、高齢世帯に資産が集中しているという事情もあります。▼総務省が公開している人口推計(毎年10月1日時点)によりますと、
2012年におよそ1519万人だった75歳以上の人口(後期高齢者)は、
2022年にはおよそ1936万人と27%増加しています。
後期高齢者の生涯未婚率はこの間にほとんど変動していないことから、
子や配偶者がいない人の数も同様に増えていると推測されます。加えて国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、
2050年には65歳以上の一人暮らしが108 4万人と、
2020年に比べて約1.5倍。高齢者単独世帯に占める未婚者の割合は
男性が6割、女性が3割と倍増することが予想されています。★遺産の整理・相続や終活についてお悩みの方は
一度【みお綜合法律事務所】にお電話ください。ご相談にはご予約が必要です。
ご予約のお電話は、フリーダイヤル0120-7867-30(×2)【なやむな・みお】まで。
詳しくはインターネット「みお法律」で検索してみてください。
インターネットでは24時間受付可能です。▼さらに【弁護士法人みお 京都駅前事務所】では、
B型肝炎給付金説明会を行っています。
まずは説明会にぜひご参加ください。
また、説明会だけでなく、相談は何度でも無料、
LINEでも24時間ご相談を受け付けています。
詳しくはホームページ【みお B型】で検索してください京都駅前事務所は京都駅から徒歩2分、
ヨドバシカメラ向かいの京阪京都ビルの4階にあります。