11月16日のテーマは...不動産の共有は要注意
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▼10月24日・31日号の週刊誌「女性セブン」の取材を受けて、
「私はここで失敗した人生最後の準備」という記事の中で実例を紹介しました。
終活で失敗する例として、子供と一緒に暮らすために家を建てたりリフォームしたりするのに
お金を使ってしまい、いざというときに手元にお金がないというケースがあります。
きょうは不動産の共有は要注意!ということでお話ししたいと思います。▼老後を一緒に暮らすために、
所有土地の上に子供所帯と一緒にすむ家を建てるとか
住宅ローンの頭金になけなしの預金をほとんど出してあげたとか、
一緒に暮らすために家をリフォームするのに多額のお金を使ってしまうとかして
預貯金がほとんどない状態になるとその後が危険なんです。▼息子や娘だけならそんなに深刻なことにはなりませんが、
息子の嫁や娘の夫など配偶者と折り合いが悪くなり、一つ屋根に住むのがつらいとか、
こちらが弱ってしまっても世話もしてもらえないとかいう状況になって、
別居するために引っ越そうと思ってもお金がほとんどないとか、
不動産が共有所有になっているため、簡単には処分できないとか
いろいろと困った状況になってしまいます▼親族間の共有不動産の処分に関するご相談もたくさんあります。
結局はまともな値段で売ることはできず、買い取り業者に安く売る例もあります
こうゆう親族間の共有物件を買い取る業者もあります。
共有持ち分を買い取った業者は、残った共有所有者に持分を買い取るように交渉したり、
逆に共有所有者の持分の買取を持ちかけて、不動産全部の持分を取得して売却したり、
あるいは、最終的には裁判所に共有物分割訴訟を提起して競売して建物を売却したりして
資金を回収することになります▼不動産の共有にする場面とは、
・親の土地に子供が建物を建てる際に親が資金を援助するとか、
・夫婦で不動産を購入する際に、頭金を出したり、住宅ローンを組む際に共有にするとか
・相続の際にとりあえず共有にしておくとか
ややこしいことにならないように、親族間で不動産を共有にするときには
将来のことも考えて慎重にしましょう。★不動産の共有についてお悩みの方は一度【みお綜合法律事務所】にお電話ください。
ご相談にはご予約が必要です。ご予約のお電話は、
フリーダイヤル0120-7867-30(×2)【なやむな・みお】まで。
詳しくはインターネット「みお法律」で検索してみてください。
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