現在のJR京都駅(4代目)が誕生したのは1997年。
完成当初はあの斬新なデザインに賛否両論ありましたが、
四半世紀経った今は周りの景色にもすっかりと溶け込んでいます。
新駅ビルの設計は7人による国際指名コンペで行われ、
「梅田スカイビル」なども手掛けた原広司さんの斬新なデザインが採用されました。
京都駅ビルは高さ60m、横470mという壮大なスケールで、
東側にはホテルグランヴィアと京都劇場(劇団四季が主に使用)、西側には伊勢丹が入っています。
そしてビルの中央にある11階まで続くエスカレーターと
その横にある171段の大階段が目を引き、
ここで今月25日(土)にはKBS主催の「大階段駆け上がり大会」も開催されます。
また最上階の大空広場から眺める京都南部の景色や、
空中経路から見る京都タワーや市中心部と山々の景色もなかなかのもの。
鉄ちゃんの穴場は4~5階部分にある南側通路。
ここからは在来線・新幹線のホームや列車が一望できる休憩スペースもあるんです。
そしてJRだけでも一日40万人が利用する京都駅の特徴といえば・・・
*0番線という珍しいホームがある(主にサンダーバードが入線)
*1番線はホームがなく貨物・回送専用の線路だけがある。
*0~10番は在来線、11~14番は新幹線ホームだが、次は30番まで飛ぶ
*0+30番を足したホーム長は実に558mになる。
*サンダーバード・はるか・はしだて・まいづる・きのさき・くろしお・スーパーはくとなど
9種類の特急が乗り入れ、東京駅を抜いてその数日本一。
在来線も琵琶湖線・湖西線・京都線・嵯峨野線・奈良線があり、
ホームを行き来すればいろんな列車との出会いが楽しめます。
冬の凛とした空気に包まれる2月、全国旅行支援の恩恵をうけながら
じっくり京都を旅する時に、まずは降り立った駅と駅ビルをじっくり散策してみてください。
羽川さんのYouTubeも併せてお楽しみください!
#66「壮大・斬新 JR京都駅~誕生から四半世紀 その全貌~」
1997年に誕生した現在のJR京都駅。全国のトップクラスの壮大さを誇り、各地の新駅ビルのさきがけとなりました。発着する特急は9種類と日本一。33番というホームの数字も日本最大。一日40万人が利用する京都駅と駅ビルのいまの全貌に迫ります。
YouTubeで「羽川英樹」と検索するとすぐ見つかります。
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