新しくなった敦賀駅は高さ21mで7階建てのビルに相当する巨大な駅。
街側の西口は、敦賀港の波のきらめきや港町をイメージした紺色を生かした外観となっています。
そして特急サンダーバードやしらさぎが発着するホームは、新幹線ホームの1階に移設。
大阪からの「サンダーバード」を降りた乗客は、
エスカレーターで2階の新幹線改札を通って、3階のフローリング敷きの新幹線ホームへ。
普通に歩いて私の足で3分30秒と意外にスムーズな移動でしたが、
JRは乗り継ぎ接続時間を8分に設定しています。
「敦賀」を出てすぐに長さ約20kmの新北陸トンネルに差し掛かります。
これをわずか5分ほどで駆け抜けていきますが、
この間も携帯電話の通話が可能になっていることに驚きました。
「越前たけふ」は在来線の駅とは離れた山間に位置しています。
駅に隣接して「道の駅」があったり、北陸道の武生インターがあるのも珍しい光景です。
越前市は菊人形などで有名ですが、今のイチオシは紫式部。
都以外で唯一住んだ場所ということで、
紫ゆかりの館や大河ドラマ館には多くの観光客が訪れています。
次の駅「福井」では多くの恐竜たちが出迎えてくれます。
新幹線延伸とともにエキナカには新しい商業施設「くるふ福井」がオープン。
また福井初の超高層タワーとなったコートヤード・バイ・マリオット福井は
高さ120mで、室内からは新幹線が走る様子も一望できます。
田園風景の中を走り抜けて「芦原温泉」。
県内屈指の温泉地や東尋坊への玄関口となる駅です。
このあと乗車した「つるぎ」は石川県にはいって金沢から富山へと向かいますが、
今回のリポートは福井県内のこの4駅で終了。
なお北陸新幹線には東海道・山陽新幹線にはないグランクラスが設置されています。
少々値は張りますが、チャンスがあれば ぜひ一度ゴージャスな旅も味わってみたいものです。