富田林の寺内町をご紹介します!!
近鉄富田林駅から南へ10分ほど歩いたところにある
江戸時代の町並みがいまでも残っている地域でして、大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区です。
そもそも寺内町というのは
浄土真宗の寺院を中心に形成された自治集落でして、
富田林寺内町も約450年前に興正寺別院というお寺を中心に発展してきた町なのです!
木綿の加工や酒造業など、商業の町として栄えまして、
いま寺内町にある600棟もの建物のうち200棟あまりが江戸から昭和中期のもので
豪商たちの商家がいまもたくさん残っています。
なので、町を歩くだけでノスタルジックな雰囲気が感じられます...!
富田林の寺内町は東西470m、南北400mにわたって広がっていて、
なかなか広いのでどこから見る!?となると思いますが、
まずは町の中心にある興正寺別院から行ってください!!
ここちょっとおもしろくて(笑)
参拝可能時間は門の扉が空いてるんですけど、
入れないんですよね。
というのも、門に竹格子の仕切りみたいなのが立てられてまして、
門からは入れないのです(笑)
なので、横にあるインターフォンを鳴らしてください!
中から住職さんが来てくださって、
中を案内してくれます。
興正寺別院は大阪府下の浄土真宗の寺院では最古といわれていて、2014年には重要文化財に指定されたようです!!
そんな歴史ある寺院の本堂内などを住職さんが詳しく解説してくれます。
ちなみに、なんで門に竹格子立ててるのか聞いたところ、
飼ってるワンちゃんが時々脱走するらしく(笑)
寺から出られないように枠を設置してるみたいです!
参加可能日が決まってるので、
ネットなどでチェックしてください。
続いて必ずここは行ってください!
旧杉山家住宅。
こちらは寺内町の創設にも関わった旧家でして、
酒造業などで財をなしたといわれております。
敷地面積430坪の屋敷は見事!!
主屋に釜屋、酒蔵、日本庭園が敷地内にあり
その豪華さには目を見張るものがありました...!
豪邸すぎる...!
ぜひ注目して見て欲しいのが、
2階に繋がる階段が螺旋階段でヨーロッパ調だったんです!
ほかの部分はザ・日本家屋!!
という装飾なのに、ここだけは洋風。
江戸時代でこの装飾を取り入れるなんて
めちゃくちゃ珍しかったと思いますし、
杉山家の知見の広さに驚きです...
ぜひ2階からの日本庭園の眺めもご覧くださいね。
旧杉山家住宅
入館料400円
休館日 月曜
10:00~17:00
そのほかにも町屋をリノベーションした
オシャレなカフェやパン屋さん、
雑貨屋さんもありますよ。
おでかけスポットとして
寺内町富田林をぜひ覚えておいてください\(^o^)