真帆のこれこれ!

中之島美術館で開催中の「塩田千春 つながる私(アイ)」をご紹介します!

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塩田千春さんは大阪の岸和田出身の方で、
今年52歳の現代美術家さんです。

いまはドイツのベルリンを拠点に
世界各地で300本以上展覧会を開催するなど
グローバルに活躍されているアーティストなんです。

そんな塩田さんが15年ぶりに地元大阪で、
大規模な個展を開催されているということで行ってきました!

塩田さんの作品は主に「糸」を使ったものが多く、特に赤い糸がよく使用されてます。

まず、展覧会入口にある作品に圧倒されますよ~!!!

こちら!

「インターナルライン」2022/2024
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高さ3mほどの天井から
無数の赤い糸が雨のように垂れ下がっていて、
その中に真っ赤なドレスが...

作品名は「インターナルライン」というもの。
これほどまでに真っ赤な世界は圧巻です。


この赤い糸たちをくぐり抜けまして、
展示室に入ると出てくるのがこちら...

「巡る記憶」2022/2024
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展示室いっぱいに真っ白な糸が編み込まれた
なんともふしぎな空間が!!!!

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編み込まれた無数の白い糸が
広い展示室に張り巡らされております。

すごすぎる。。。

塩田さん、実はこの作品たちを
中之島美術館に来てから
製作したらしいんですよ!!

すごすぎませんか!?

クレーンなどを使用して、
3週間以上かけて完成した作品もあったみたいで...

「家から家」2022/2024
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こんな真っ赤な糸のお家もあります。


このような作風の塩田さんですが、
いつも「生と死」という人間の根源的問題に向き合って、作品づくりに取り組んでいるようです。


ご自身も癌を患ったりしたご経験があるようで、
「生きるとはなにか」、「存在とは?」など
生命そのものを空間アートに表現されております。


ただ、若い頃は絵が大好きだったようで、
その頃の作品も数点展示されておりました。

「無題」1992年
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「風景」1992年
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そして最後に現れる巨大作品が
今回のメインテーマであるつながりを表現しているこの作品。

「つながる輪」2024
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コロナ禍で感じた人と人との繋がりの大切さを
赤い糸と紙で表現した作品。

この紙ひとつひとつには、
一般の方から募集した
「つながり」をキーワードにした
テキストメッセージが記されてます。

この作品は、今回の展覧会のために作製されたというもので、
クレーンなどを使って高さ5mほどの天井から
糸が釣られております。

作品数としては40点ほどになりますが、
どれも見応えがあり
独特な世界観に没入すること間違いなしですよ!


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「塩田千春 つながる私(アイ)」
中之島美術館
12/1(日)まで開催
月曜日休館
大人 2000円
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