心はんなり旅気分「岐阜・長良川鉄道 沿線まち歩き+在りし日の名鉄岐阜市内線・美濃町線」

今回のメインは岐阜県を走る第3セクター 長良川鉄道です。
かつては国鉄・越美南線だった美濃太田と北濃の約72kmを受け継ぎ、
1986年に開業。
清流・長良川に沿って走る沿線の見どころをご紹介します。

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起点となる美濃太田は(岐阜から高山本線で35分)はJRとの共同使用駅で、
高山本線と多治見に向かう太多線が乗り入れています。

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駅の一番はじっこにある長良川鉄道のホームからはたった1両の列車が出発。
派手なボディは さくらももこさん原作の 
地元を舞台にした「GJ8マン」のラッピングでした。

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乗車して約20分で「関」に到着。
長良川鉄道の本社もある「関」は世界三大刃物の産地としても有名。
関刃物会館では2000点を超える包丁やハサミを安く手に入れることができます。

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次の見どころは「美濃市」。
駅から徒歩5分のところにある旧名鉄美濃町線の美濃駅。
駅舎がしっかり保存されていて構内には数多くの鐡道資料が展示されています。
そして外に出ると・・・
おお!なつかしい車両たちが3両も勢ぞろいしているではありませんか。

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野口五郎の故郷でもあるこの美濃市には、うだつの街並がしっかりと残り、
美濃和紙のライトップはとても幻想的なんです。

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そして始発:美濃太田から約1時間15分で郡上八幡に到着。
国の登録有形文化財にもなっている趣きのある駅舎に降り立ちます。

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長良川の支流・吉田川と標高353mの八幡山山頂にそびえるお城。
江戸時代の建物や用水路を残す古い風情ある街並みは秋の散策にぴったりです。

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ここに2016年に登場したのが観光列車「ながら」。
あの水戸岡鋭治さんが車両デザインを手掛け、ロイヤルレッドのカラーが目を惹きます。
週末に美濃太田~郡上八幡間で運行。
車内では地元シェフが腕をふるったランチも楽しめます。

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鉄アナ羽川 #96 「岐阜の3セク・長良川鉄道+懐かしの名鉄軌道線」は
↓から!

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