桜満開の瀬田の唐橋界隈。
そのほとりで200年以上の歴史をもつ日本料理店「あみ定」。
2023年のコロナ禍から営業を休止していましたが、
2年の時を経てこの4月に大幅にリ
ニューして再オープンとなりました。
今回の目玉はなんといっても「鮎」。
大広間の囲炉裏では、アユのうまみを最大限に引き出すために、
備長炭を使って1時間じっくり焼きます。
円形の大囲炉裏に大きな鮎を一堂に並べ、
4回返しながら焼き上げる様は まさに圧巻。
鮎は琵琶湖産の稚魚を 各地の河川に放流され養殖されたもの。
取材の日は彦根の木村水産の鈴鹿山系の伏流水で育った身の引き締まったものと、
徳島の岩崎商店のすだち果汁を餌に配合した
豊かな香りの2種が提供されました。
この鮎がめちゃ大きいんです。
鮎は天然より養殖のほうがうまいともいわれます。
大囲炉裏で焼きあがったものを各客席の囲炉裏に移し、
最後までアツアツが賞味できます。
そして焼きあがるまでにコース料理が次々と出てきます。
びわ湖のテロワールと題した地元の食材を使った料理のオンパレード
(八寸・前菜・蓋物・天ぷら・鮎飯・味噌汁・漬物など)。
昼は税込み4800円、夜は6500円となっています。
びわ湖や唐橋を眺めながら
ゆっくり極上の鮎を焼き上げパフォーマンスとともに楽しめます。