京都市南区にある世界遺産・東寺。 京都のランドマークともなっている五重塔は、木造の塔としては 日本一の高さを誇っています。その東寺の南側、国道1号線沿いにある「う越一(うをいち)」は、 明治20年創業、130年以上続く老舗の京料理店。現在は、祇園の料理店で修業し、京料理の心得を大切にする4代目店主の上田謙司さんと、女将の純子さんが2人で切り盛りしています。
看板メニューは、京都市中央市場から仕入れた新鮮な魚と野菜をふんだんに使った、見た目も美しい「京弁当」。仕出し屋ならではの出汁の味をきかせた"冷めても美味しいお料理"がぎっしり!老舗の味わいを気軽に楽しめます。
地元に愛されてきたお店は、常連客はもちろん、口コミで新規のお客さんもかなり増えているのだとか。「美味しいね!また来るね」のひと言を大切に、京の味を提供し続けています。
今回は、京料理の老舗「う越一(うをいち)」で、収穫の最盛期を迎えている「京おくら」と、秋の味覚の代表格「丹波くり」を使ったメニューを味わいました。
東寺の南側、国道1号線沿いにある 京料理の老舗「う越一 (うをいち)」
4代目店主の上田謙司さんと、女将の純子さん
京都市中央市場から仕入れた新鮮な魚と野菜をふんだんに使った「京弁当」
こだわりの出汁を使った人気の「そうめん」。旬の野菜の天ぷらと、握り寿司4貫付き
大粒で甘く豊かな香りが特徴の「丹波くり」
丹波くりを栽培して9年目になる木村栄一さん。くり栽培の講師を担当するほど栗に夢中!
剪定は、木への負担が少ない冬に行うが樹勢を想像しながらの作業が難しい
「栗園が広がる昔の風景を取り戻したい」と話す木村さん
収穫の最盛期を迎えている京おくら
∞洛西ナチュラルファームで京おくらを栽培する生産者の田中秀幸さん
午前中だけ開く京おくらの花
稲富リポーター、京おくらの花を初めて食べる
「京おくらを全国に広めたい!」と話す田中さん
「う越一」で丹波くりと京おくらを使った特別メニューをいただく中川会長と飛鳥井
丹波くりのくりご飯 (特別メニュー)
京おくらの天ぷらを添えたそうめん (特別メニュー)
鱧の茶わん蒸し、京おくらの銀餡がけ (特別メニュー)
丹波くりのくりご飯に舌鼓をうつ中川会長。京おくらの甘みに驚く飛鳥井
「みなさんに美味しいと言って貰える店を!」と語る「う越一」の上田さんご夫婦