今回の夢追人は、京都府南丹市園部町の堤 博明さんと滋賀県彦根市の安居佑馬さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)
【京都編】
京都府南丹市園部町にやってきました。この辺りは古くから農業が盛んなところで京都の伝統野菜もたくさん栽培されています。今回は園部町の農業を元気にしようと頑張ってらっしゃる夢追人さんだそうです。さっそく、会いに行ってみましょう!
今回の夢追人、堤 博明さん。奥様の実家の農業を継ぎ、農業の道へ。丁寧な作業と妥協を許さない性格で育てる野菜はおいしいと評判になるほど。また、持ち前のリーダーシップで園部地域の農業を元気にしようと取り組まれています。
こちらは小豆のほ場。堤さんは一年を通して、伏見とうがらし、紫ずきん、アスパラガスやミニトマトなど様々な野菜を栽培されているそうです。
園部町は農業に必要な豊富な水があり、気候も寒暖の差が大きく、美味しい作物が育つんだそうです。
堤さん自慢の小豆。11月中旬から収穫だそうです。
就農当初に園部町のいろんな方に支えられたという堤さん。「園部町に恩返しをしたい」と堤さん。
堤さんの農業仲間の西田さん。園部農業の未来を朝まで語り合った仲だそうです。
時刻はちょうどお昼時。園部の食材を使ったお弁当をいただきました!おいしー!
改めてお二人にお話を伺いました。
「堤さんと農業の話をするといつも止まらない」と西田さん。
「園部の農業を次の次の世代までつないでいきたい」と堤さん。
お二人の園部愛を感じることが出来た素敵な一日でした。
【滋賀編】
滋賀県彦根市南三ツ谷町にやってきました。この地域は水稲、小麦、大豆の栽培が昔から盛んな地域だそうです。今日の夢追人さんはどんな方なんでしょう。
今回の夢追人、安居佑馬さん27歳。実家は15代続くという農家。安居さんは長男として生まれ、小学生の頃から幼いながらに「自分は農業をするんだと」心に決めていたといいます。現在は、水稲、小麦大豆、ホウレンソウを栽培されています。
やすい農園では水稲10ha、小麦大豆17ha、冬場の12月~3月は育苗ハウスを利用して、ホウレンソウを30aほど栽培されているそうです。
安居さんはなんと15代目。「記録にも残っているのですが七草粥のお米をお殿様に届けていたそうです。一般的には七草粥は1月7日ですよね。なので前日の1月6日に届けなくてはならなかったそうです。その名残で我が家では七草粥は1月6日にするんですよ(笑)。」と安居さん。
今年、やすい農園で収穫されたお餅をいただきました!
お餅を丸める作業に苦戦する稲富リポーター。
改めて安居さんにお話をお伺いしました。
「物心がつく頃から、家業の農業がありました。農業は単なる仕事ではなく、人生の指針ともいうべきものだとおもっています。わかりやすくいうと、ご先祖様が管理してきた農地を私のさらに次の世代に引き継がなければなりません。そういう気待ちですね。」と安居さん。
安居さんの夢は
「土地や農業を守ることで、まわりの人を幸せにしたいです!」
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