今回の夢追人は、京都府久御山町の松岡匡治さんと滋賀県高島市の藤原三代次さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂、西上真帆)

【京都編】

松岡匡治さん

京都府久御山町にやってきました。この辺りは古くから農業が盛んなところで京都の伝統野菜もたくさん栽培されています。今回の夢追人さんはどんな方なのでしょう。

松岡匡治さん

今回の夢追人、松岡匡治さん33歳。農家の長男として生まれ、高校卒業後は農業大学校と農業専門学校で農業の基礎を学びました。現在は、両親と共に松岡農産で農業を営んでいます。

松岡匡治さん

松岡匡治さん

松岡農産では、5月から7月はトマト、8月から12月はキュウリ12月から3月は淀大根を栽培しています。今の時期はキュウリを主力に栽培されています。

松岡匡治さん

松岡さんは昔ながらの方法でキュウリをおられます。この敷き藁をすると乾燥や泥はね、雑草の防止、病害の発生を抑えるたり土壌改良効果があったりと色々メリットがあるそうです。

松岡匡治さん

松岡さん自慢のキュウリ。きれいですねー。

松岡匡治さん

キュウリの出来をチェックする松岡さん。

松岡匡治さん

キュウリの収穫をする稲富リポーター。ハサミを使わず手で収穫するそうです。

松岡匡治さん

改めて松岡さんにお話を伺いました。
「うちは代々農業をやっているのですが、特に家を継ぐとか意識したことはなかったですね。両親にも農業を手伝えとか言われませんでした。今思えば、両親もあまり言うと、農業が嫌いになるから控えていたのかもしれませんね。」と松岡さん。

松岡匡治さん

松岡さんの夢は
「息子と一緒にでっかいトラクタに乗ることです。息子と農地を守りたいです。」

【滋賀編】

藤原三代次さん

藤原三代次さん

滋賀県高島市の今津町深清水地区やってきました。この地域は柿の産地で、歴史は100年にも及ぶといわれているそうです。今日の夢追人さんはどんな方なんでしょう。さっそく、会いに行ってみましょう。

藤原三代次さん

高島市今津町の柿産地としての歴史は、大正初期に岐阜県の養蜂家が持ち込んだ穂木を在来の柿に接ぎ木繁殖したことに始まります。寒暖の差によって生まれる甘い柿が盛んに出荷され、実りの季節には広がる畑がオレンジ色に染まったそうです。

藤原三代次さん

今回の夢追人、藤原三代次さん52歳。藤原農園の三代目です。高校卒業後は、専門学校に進学し、卒業後は、大手外食チェーンの会社に就職。35歳の時、ご両親の年齢のこともあり、そろそろ実家に戻ろうと決意。退職して農園を継ぎました。現在、1.5ヘクタールのほ場に450本の柿の木を栽培しています。

藤原三代次さん

こちらが、藤原さんの柿農園。今津の柿は10月20日ごろが最盛期。10月頭から12月上旬まで収穫をするそうです。

藤原三代次さん

特別に藤原さんの柿を試食させていただきました!

藤原三代次さん

柿の収穫作業する藤原さん。

藤原三代次さん

実は藤原さん、前職はファミリーレストランの店長として全国トップランク成績だったそうです。すごいですね。

藤原三代次さん

改めて藤原さんにお話をお伺いしました。
「やはり常連さんをはじめ、お客さんに喜んでもらえるからがんばれると思っています。 前職の経験を活かし、色々売り方など考えますが、本当のところ、おいしい柿をつくれば売れるし、喜んでもらえます。もっともっとおいしい柿をつくりたいです。」と藤原さん。

藤原三代次さん

藤原さんの夢は
「いつも支えてくれている家族に、恩返しをしたいです。」

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※写真はイメージです。

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