2015年12月27日(日)放送の内容

今回は、オープンから7年目を迎え、口コミで益々ファンの幅を広げているフレンチの人気店「ビストロ・エテ」から番組をお届けします。

オーナーシェフの金子さんは、長年、JA京都の農畜産物直売所「たわわ朝霧」で野菜の仕入れをされています。新鮮で安定した品質の野菜が手に入ること、そして、生産者が常にチャレンジ精神を持って農産物づくりに取り組んでいる~と感じられる点が、その理由なのだとか。

エテと同じく、開店から7年目を迎える「たわわ朝霧」の深化とはいったいどのようなものなのか!?直売所の舞台裏を取材するとともに、農産物の生産現場を訪ね、生産者の想いや店づくりの工夫をリポートします。

語り合う出演陣

現状に満足することなく、新しいものに挑み続ける姿勢は農家も料理人も同じ。安全安心やおいしさを極めるための智恵や努力について語り合う出演陣。


フレンチレストラン「ビストロ・エテ」

今回番組の舞台となったフレンチレストラン「ビストロ・エテ」。住宅と店舗が一体になったカジュアルでくつろぎ感のある店構えとなっています(亀岡市三宅町野々神1-65 電話0771-23-7209)

金子シェフ

ソースに頼るのではなく素材本来の味わいをうまく取り合わせることで、独自のフレンチの世界を生み出す金子シェフ。

「聖護院かぶ」と「えびいも」

今回の料理のメイン食材となった、「聖護院かぶ」と「えびいも」。いずれも「京のブランド産品」として、高い人気を誇り、亀岡が代表的な産地のひとつとなっています。

「たわわ朝霧」

金子シェフが長年仕入れを行っている「たわわ朝霧」。プロの料理人をも魅了する店づくりの秘密とは!?茨木店長にいろいろ話を聞きながら、オープン以来の「深化」のナゾを解き明かしてみることに。

黒田さん

「たわわ朝霧」に「えびいも」を出荷している黒田さん。消費者に本当に安心できるものを届けたいと、有機農法にこだわっています。『化学肥料や農薬を使えばもっと簡単に姿形のいい「えびいも」ができるかもしれない、でも、「たわわ朝霧」なら、姿形以上に安全やおいしさをお客さんに評価してもらえ、自分の目指す農業を追及できる!』毎年、試行錯誤を繰り返しながら、より安全でおいしい「えびいも」づくりに取り組んでいます。

栗山さん

亀岡市の篠地区では昔から高品質な聖護院かぶが生産されてきました。栗山さんも、篠で25年、かぶづくりを続けています。今年は天候不順で非常に難しい年だったそうですが、毎年「次はもっといいものを!」の精神でチャレンジを続けています。年ごとにより深く、技を極める!「深化」こそ、ものづくりの一番の醍醐味といえるかもしれません。

昇華された逸品

金子シェフの手によって、「聖護院かぶ」と「えびいも」、ふたつの味わいが一皿に溶け合い、昇華された逸品!

<京都・食への誘い>

「たわわ朝霧」

2009年6月の開店以来、出荷農家数、売上、来店客数、いずれも3~4倍伸びている「たわわ朝霧」!「深化」の秘密をみなさんもぜひ、ご自身の目で確かめてみて下さい!様々なイベント企画もありますので、ホームページなどでチェックの上、あわせてお楽しみを!!(JA京都 ファーマーズマーケットたわわ朝霧 亀岡市篠町野条上又30番地 0771-23-8318)