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2019年10月の記事一覧

JA京都やましろ「九条ねぎ」薮内さん(久御山町)

淀苗で有名な久御山町で農業を始めて約30年苗づくりを手掛けてきた薮内さんですが、3年前に膝をいため、かがむ仕事が多い苗づくりを諦め、かわりに「九条ねぎ」の大規模栽培に取り組み始めました。苗づくりで得た経験、知識を活かし、今では田んぼや遊休農地も活用し、約3haもの面積で「九条ねぎ」を生産しています。薮内さんは他の生産者とも腕を競い合いながら、よりよい「九条ねぎ」を出荷していきたいと考えています。

JA京都やましろ「えびいも」上村さん(京田辺市)

京田辺市内で父親の代から「えびいも」を作っているという上村さん。勤めを定年退職してから本格的に「えびいも」栽培に着手。昔、父親が話してくれた栽培のコツを思い出しながら、自身の工夫も加えて、よりよい品物を出荷できるよう頑張っています。高い需要に生産が追いついていない「えびいも」。JA京都やましろでは、新しく生産する人を増やそうと「えびいも塾」を開催。今年も10人ほどが学んでいます。

今回は、京都市伏見区深草に今年の5月にオープンしたばかりの「チャイナ・テーブル エソラ」から番組をお届けします。

各地の中華料理の名店で腕を磨いてきたオーナーシェフの山内さん。ある時思いついた「焼き酢豚」のレシピを極めるため、「焼く技法」が豊富なフレンチ料理の世界に飛び込んで修業を重ね、ついに「金華豚の焼き酢豚」を完成!これを看板メニューとする自分の店をオープンさせました。

「どこにもない自分だけのレシピでお客さんを喜ばせる」という山内さんの夢を「絵空事」と言う人もいたそうですが、それならと「エソラ」を店の名前にして、夢を結実させた一皿を提供しています。

既存のジャンルにとらわれず、学びの場を広げることで新しい味、より深みのある味わいを生み出していくのは、農業の世界でも同じこと。今回は、食と農業の分野を超えて、「学びの技」が産みだす「味の深化」について、語り合います。

語り合う出演陣

農業も料理も「ものづくり」。よりよいものを産みだすため、いかに日々、生産者も料理人も学び、研鑽を重ねているか、語り合う出演陣。

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放送日

KBS京都テレビ
毎月第4日曜日 12:00-12:30
※再放送 翌日月曜日 9:00-9:30

出演者

中川泰宏(JA京都中央会会長)
【司会】飛鳥井雅和

番組概要

京都府内で生産されている安全安心でおいしい農畜産物の魅力を紹介するプログラム。毎回、食材や料理法にこだわりを持っている話題の料理店を取り上げ、店主にインタビュー。産地取材では、農家がどのように、安全にこだわった農畜産物を生産しているか、その苦労や工夫を紹介しています。最後には、とっておきの府内産の食材を使って、料理店でこだわりの逸品を作って頂きます。楽しみながら、食や農業、食文化などについて理解を深めて頂ける番組です。

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