今回は、嵐山に昨年12月、オープンしたばかりの「儘(MAMA)」から番組をお届けします。
かつて阪急電鉄の保養所だった趣ある和の邸宅ですが、一歩 足を踏み入れると、外観からは想像できない、洋風のおしゃれな空間が広がっています。渡部明彦代表と虫明拓未シェフの店作りのこだわりは、「ジャンルにとらわれない」こと。
イタリアから取り寄せた窯で焼き上げる自慢のピザも、万願寺とうがらしや春菊、れんこんなど、地元の食材をふんだんに使ったジャンルにとらわれない個性的なメニューで評判を呼んでいます。
今回は、そんな「儘(MAMA)」に「九条ねぎ」と「花菜」を持ち込み、料理を作って頂きます。ブランド京野菜を作るこだわりの生産者が収穫した、旬を迎えた自慢の逸品が虫明シェフの手で、どんな料理に生まれ変わるのでしょうか。
今回の舞台は、嵐山の趣ある和風邸宅をレストランにした「儘(MAMA)」。
門をくぐり、庭を抜けて店内へ。
外観からは想像できない洋風のおしゃれな内観。
「ジャンルにとらわれない」店やメニュー作りを目指す虫明拓未シェフと渡部明彦代表。
イタリアから取り寄せた、薪で焼き上げるピザ窯はお店の自慢。
広々とした店内で、「こだわり」について話す4人。
冬の寒さで甘さと香りが増し、旬を迎える九条ねぎ。
南丹市八木町の神吉地区で、こだわりの九条ねぎを作る生産者の綿井庸祐さん。
毎日、九条ねぎと"会話"しているからこそわかることがあるという綿井さん。
京都に春を告げる花菜も、2月が収穫の最盛期。
JA京都中央長岡京花菜部会で部会長を務める岡本博さん。ご夫婦で花菜を栽培しており、博さんは収穫を担当、奥様の美知子さんはパック詰めを担当しています。
収穫した花菜をパックに詰める美知子さん。
「儘(MAMA)」の『九条ねぎとしらすのピザ』は、実際にお店でも食べることができる人気のレギュラーメニュー。
「花菜のパスタ」は虫明シェフのオリジナルメニュー。ソースと刻んだもの、ゆでたものと花菜を様々な形で楽しむことができ、そのおいしさを堪能できます。