京都市上京区に位置する河原町今出川。この辺りは「出町」と呼ばれ、若狭から鯖を運んだ「鯖街道」の終着点でもあり、古くから交通の要衝としてにぎわいを見せました。
そんな「出町」にあるのが「茶房 いせはん」です。「甘味で身も心もほっこりしてもらう」という想いのもと店主の伊藤良崇さんが、厳選した素材で作り上げる甘味を味わうことができます。
特に小豆は京都府産 丹波大納言小豆のみを使用し、2日かけて仕込むというこだわり。店主こだわりの小豆をたっぷり使った「特製あんみつ」は一年を通して人気のメニュー。お持ち帰りメニューもあり、地元の方々をはじめ、学生や観光客にも親しまれるお店です。
今回は、京都出町の甘味処「茶房 いせはん」で「丹波くり」と「京都府産 丹波大納言小豆」を味わいました。
上京区河原町今出川にある甘味処「茶房 いせはん」
「甘味で身も心もほっこりとしてもらう」素材と手づくりにこだわる 店主の伊藤良崇さん
大粒の京都府産 丹波大納言小豆にこだわり2日かけてじっくり炊き上げる
京都府産 丹波大納言小豆を使った「特製 あんみつ」は人気メニュー
南丹市八木町で「丹波くり」を栽培する浅田慎二さん
寒暖差の大きい八木町の気候が甘くて大きな丹波くりの実を育てる
樹木全体に日光が当たるよう試行錯誤を重ねている剪定作業
丹波くりの実を傷つけないよう収穫から出荷までの作業も丁寧に
福知山市の農事組合法人「あぐ里興(おき)」で京都府産 丹波大納言小豆を栽培する小西始さん
京都府産 丹波大納言小豆は色艶の良い大きな粒が特徴
4haの広大な畑では、土づくりから手作業での草刈りまで丁寧な作業が大切
婦人部の皆さんに振る舞っていただいた京都府産 丹波大納言小豆の「おはぎ」
京都府産 丹波大納言小豆をたっぷりと使い丹波くりと出町ふたばのお餅を添えた「丹波栗ぜんざい(お餅)」
大粒の丹波くりと2種類の食感の京都府産 丹波大納言小豆が楽しめる「丹波栗パフェ」
素材のおいしさに笑顔が溢れる中川会長と飛鳥井さん
「新しい商品や素材を織り交ぜてお客様に喜んでもらえるお店作りをしていきたい」と話す店主の伊藤さん