今回の番組は、京都市北部にあるJA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅から、特別対談企画をお届けします。ゲストは、4期16年にわたり京都市政の舵取りを務めてきた 門川大作 京都市長。これまでの市政を振り返りながら、京都市と農業についてお話を伺います。

前半のテーマは、「門川市政を振り返る 京都の魅力と農業のチカラ」。「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことや、文化庁の京都移転を受け、生活文化を文化遺産として残していくための取り組みが進んでいます。「京の食文化」に関連するあらゆる職業の人々を讃え、大切にしていくことが、文化の継承に繋がると語ります。

また、見学エリアなどが新たにオープンし、改修が進む京都市中央市場について。流通の差別化が京都の農業を支える上で重要であること、そして、改修・再整備による今後の展望についてお伺いしました。

後半のテーマは、「門川市長と考える これからの京都市と農業」。後継者問題に対する新規就農者への支援政策や、新たな農業のカタチを創造するアグリビジネス、また、あらゆる文化を継承していくために守るべきコミュニティの大切さについて、これからの農業のあり方を考えます。

2024年2月の任期満了に伴い、これまでの16年を振り返りながら、今後の京都について、門川市長と中川会長が熱く語り合います。

中川会長と門川市長

これまでの京都市政を振り返りながら 京都市の魅力と食文化・農業のチカラについて語る中川会長と門川市長


熱く語り合う二人

伝統ある京の食文化を守るためには、現場を知り未来に向けた取り組みをすることが大切と話す二人

門川市長

16年にわたる京都市政を振り返り、未来に期待をよせる門川市長