京都の食を支える、京都市中央市場。丸福水産は、確かな目利きで一流のお店からの信頼も厚い、水産物の仲卸店です。
そこで働く市村征洋さんには、もうひとつの顔が。丸福水産が直営する惣菜店「Marufuku KYOTO」の料理長です。『京の食文化を若者にも広めていきたい』そんな思いをコンセプトに、2021年10月にオープン。元は祇園で腕を振るっていた和食の料理人である市村さんが、市場直送の食材で作る40種類以上のおばんざいや日替わり弁当は、毎日食べても飽きないと評判です。
特に人気なのが、京都のおばんざいの定番「いわしの炊いたん」。3日間かけて炊き上げたいわしは、骨までほろほろで、口に入れた瞬間、ジュワッと旨味が広がります。
今回はそんな「Marufuku KYOTO」で、旬の「ブロッコリー」と「花菜」を味わいました。
京都市中央市場「丸福水産」で働く市村征洋さんは和食の料理人
市場の近くで2021年オープンした惣菜店「Marufuku KYOTO」
市場直送の食材を使い 料理長として腕を振るう市村さん
店内には約40種類のお惣菜やお弁当がずらり!
京都のおばんざいの定番「いわしの炊いたん」は看板メニュー
亀岡市でブロッコリーを栽培する渡邊忠夫さんはカゴを腰に結いて収穫するスタイル
ブロッコリーを大きく育てることを目指して栽培に取り組んでいる
亀岡市の水と霧がおいしいブロッコリーを育てるという渡邊さん
八幡市で花菜を栽培する北川侑さん
収穫時期で大忙しという旬の花菜
「花菜はレンジでチンして めんつゆをかけるだけで美味しい」という北川さん
特別メニュー「ブロッコリーのペペロンチーノ 自家製カラスミ和え」
特別メニュー「花菜とホタルイカの酢みそがけ」
春野菜と海産物を組み合わせた料理の美味しさに驚く中川会長と飛鳥井
「美味しい魚の味を もっとお惣菜で届けていきたい」と話す市村さん