京都を東西に走る松原通は、古くは平安京の「五条大路」と呼ばれた大通りで、歴史深い道です。
そんな松原通から室町通を少し北へ上がると、地元の人々に愛される「グリルステーキ 葵(あおい)」があります。
洋食に関わって50年以上という大野恍一郎さんと2代目の晃靖さんが、お米にあう「日本の洋食」をコンセプトに、愛情たっぷりの洋食を作っています。
和牛のA5ランクの肉のみを厳選しながらもリーズナブルな価格で、ミシュランの「ビブグルマン」(5000円以下で味わえるコストパフォーマンスの高い料理店)にも選ばれた、人気の"街の洋食店"です。
今回は、肉のおいしさが伝わるシンプルな調理法にこだわった「グリルステーキ 葵」で、「京の肉」と旬の「京みず菜」を味わいました。
松原通から室町通に上がってすぐ「グリルステーキ葵(あおい)」
この場所で20年。地元の人に愛されている「街の洋食店」
洋食にたずさわって50年以上という大野恍一郎さんと息子で2代目の晃靖さん
A5ランクの和牛を使った肉料理が中心で価格はリーズナブルランチやディナーのセットもお得
亀岡市「八木畜産」の4代目、八木駿輔さん
八木畜産は子牛を大きく育てる肥育農家。肉牛共進会で農林水産大臣賞を受賞も!
朝から晩まで 牛の様子を見守りながら愛情をもって飼育している駿輔さん
駿輔さんの目標は、三大和牛が集う近畿東海北陸連合肉牛共進会で農林水産大臣賞を取ること
右京区・北宇津地区で京みず菜を育てる岡本由美子さん
収穫から袋詰めまでをひとりで行い、通年出荷している
京北宇津地区の比較的温暖で降水量の少ない気候が京みず菜栽培に適している
鍋やサラダなど、簡単な料理で美味しく食べられる京みず菜
京の肉をつかったロースカツレツ
京みず菜は京都産ハムと葵オリジナルのドレッシングで和えたサラダに
京の肉をバターと醤油1滴で味付けしたサーロインステーキ
シンプルな料理の美味しさに驚く中川会長と飛鳥井
「今後もマイペースで」と言うマスターの大野恍一郎さんと「2代目も美味しいと言ってもらえるように」と話す晃靖さん