伏見区にある龍谷大学 深草キャンパスの周辺は、学生マンションと共に多くの飲食店が立ち並ぶ、学生街としてにぎわうエリア。そんな中でも、学生たちに『定番の龍大めし』として親しまれているお店が、大学のすぐ南側、住宅街の中に佇む、天ぷら料理店「天えい」です。
3代目の店主・市原英樹さんは、「若者には手の届きにくいメニューを、手ごろな値段で食べてもらおう」という思いで、揚げたてでボリュームたっぷりのメニューを、税込み1,000円というリーズナブルな価格で提供し続けています。名物は、醤油ベースの甘辛く濃いタレで仕上げる「天丼」や、ボリュームたっぷりの「天ぷら定食」、元祖をうたう名物の「まぐろカツ丼」など。
現在は、昼の営業のみとなっていますが、今でも現役の学生はもちろん、多くの卒業生がその味を求めて訪れる、龍大生の胃袋をがっちりと掴んでいるお店なんです。そんな「天えい」で、今回は旬の野菜「新玉ねぎ」と「スナップエンドウ」をいただきます。
龍谷大学・深草キャンパスの南側にある 天ぷら料理店「天えい」
龍大生の胃袋をがっちり掴んでいる揚げたて、安くてボリュームたっぷりのお店
3代目の市原英樹さんが絶妙のタイミングで揚げる天ぷらが人気
醤油ベースのタレで仕上げる「天丼」は人気メニューのひとつ
元祖をうたう、「まぐろカツ丼」も名物
含まれる水分量が多く保存にはきかないが柔らかさと甘みが特徴の新玉ねぎ
新玉ねぎ生産者・永田隆さん (亀岡市)
こだわりの真っ直ぐな畝でこの時期だけの旬の味を育てている
永田さんも良く食べるという新玉ねぎのレンジ蒸しポン酢の味付けで絶品!
新玉ねぎを『たわわ朝霧』に出荷している永田さん。「喜んでくれるお客さんがいる限り、作り続けたい」
スナップエンドウ生産者・堤吉宏さん (亀岡市)
草丈が低く収穫までが早い、つるなしスナップエンドウを育てている
シャキシャキした食感と甘みで人気のスナップエンドウ今が収穫の最盛期
野菜が苦手な堤さんでも美味しく食べられる塩茹でのマヨネーズがけ
「収穫期間を延ばしながら作り続けていきたい」と話す堤さん
新玉ねぎとスナップエンドウが入った特別メニュー「天ぷら盛り合わせ9種」
旬の野菜の天ぷらを食べ、その甘さに驚く中川会長と飛鳥井
「変わらず天えいの味を守り続けていきたい」と話す市原さん