JA京都やましろ「しろ菜」古里さん (八幡市)
農業が盛んな八幡市で古里さんが栽培している野菜のひとつがβカロテンやビタミンC、食物繊維が豊富とされ、冬に旬を迎えるしろ菜です。冬は葉が柔らかく肉厚になり甘味が増すそうで、古里さんは鮮度のいいしろ菜を出荷するために収穫直後にその場で袋詰めをしています。
農業が盛んな八幡市で古里さんが栽培している野菜のひとつがβカロテンやビタミンC、食物繊維が豊富とされ、冬に旬を迎えるしろ菜です。冬は葉が柔らかく肉厚になり甘味が増すそうで、古里さんは鮮度のいいしろ菜を出荷するために収穫直後にその場で袋詰めをしています。
京丹波町の瑞穂地域は昭和62年頃からほうれん草の栽培に力を入れてきました。33年前にUターン就農した輕尾さんが中心になってほうれん草づくりのグループを結成。輕尾さんはほうれん草づくりへの長年の貢献が認められ、府から「農の匠」に認定されました。
京都府のほぼ中央に位置する京丹波町は全国のお米を格付けする「食味ランキング」で最高位の「特A」常連という府内有数の米どころです。お米のおいしさを数値化する食味計でも高い点数を記録している北村さんは京丹波町でおいしい米作りを自信を持って続けていきたい話します。
生産者の八木さんは兼業農家として米を栽培してきましたが、定年後新たに九条ねぎ作りを始めました。八木さんのモットーは、無理をせずに自分のペースで作り続けること。京都府最大級の直売所「たわわ朝霧」に出荷している八木さんは日々勉強を重ねています。
もちもちとした食感でコクと甘みが特徴の「京 夏ずきん」。今年初めて畑での栽培に挑戦した枝豆農家の葉賀さんは、京野菜をより多くの人に知ってもらいたいと語ります。京丹後市久美浜町では保冷・選別・袋詰めを行う施設が整備されています。
京都を代表するブランド産品「九条ねぎ」。生産者の山本さんは八幡市をはじめ南丹市、京田辺市など京都府内の5つの市に畑を持ち、年間約400トンの九条ねぎを生産しています。自身が経営するねぎ焼きのお店を通して九条ねぎの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいのだとか。
福知山市の三岳(みたけ)地区は里山に囲まれ、昼夜の寒暖差が大きい気候が生育に適しているため、50年以上前からきゅうりを特産品として栽培しています。福知山産のきゅうりはまっすぐな美しい姿で市場でも高い評価を受けています。この三岳地区できゅうりを育て続けてきた加藤さんを訪ねました。
平井牛とは京都丹波牧場で育てられた牛を指す独自のブランド名です。5年に1度行われる和牛のオリンピックで上位入賞を果たしたほか、京都肉牛枝肉共進会では9連覇を果たしています。牛にストレスを感じさせない環境づくりを大切にするとともに、通常より長い肥育期間によって肉質を熟成させています。新たに繁殖にも取り組んでいる平井さんは牛たちに大きな愛情を注いでいます。
京丹後市の峰山町は久美浜町や網野町とともにブランド京野菜の代表格「賀茂なす」の生産地として知られています。「賀茂なす」は丸く光沢のある美しい見た目はもちろん、煮炊きしても煮崩れしない実のしまりと他にない味わいから「なすの女王」 に例えられるほどです。そんな「女王」を育てているJA京都京野菜部会丹後賀茂なす部会長の多賀野和宏さんを訪ねました。
京都府の山間部に位置する綾部市で盛んに行われているのが「万願寺甘とう」の栽培です。京都府内各地で栽培されている万願寺とうがらしのうち、綾部市そして発祥の地・舞鶴市と福知山市で生産されるものは「万願寺甘とう」という特別な名前で呼ばれる夏の京野菜です。生産者のひとり・高橋孝明さんは34歳の若手農家ですが、2019年の「万願寺甘とう」品評会では1位の京都府知事賞を受賞しています。
KBS京都テレビ
毎月第4日曜日 12:00-12:30
※再放送 翌日月曜日 9:00-9:30
中川泰宏(JA京都中央会会長)
【司会】飛鳥井雅和
京都府内で生産されている安全安心でおいしい農畜産物の魅力を紹介するプログラム。毎回、食材や料理法にこだわりを持っている話題の料理店を取り上げ、店主にインタビュー。産地取材では、農家がどのように、安全にこだわった農畜産物を生産しているか、その苦労や工夫を紹介しています。最後には、とっておきの府内産の食材を使って、料理店でこだわりの逸品を作って頂きます。楽しみながら、食や農業、食文化などについて理解を深めて頂ける番組です。