京たんご梨 能勢さん(京丹後市)
明治時代から梨の栽培で知られてきた京丹後市久美浜町。穏やかな久美浜湾に面した丘陵地で、二十世紀や幸水、豊水など様々な梨が栽培されています。梨農家としては3代目の能勢さん久美浜が誇る自慢の味わいを、様々な形で発信したいと、市場出荷の他に、観光農園なども行っています。消費者と直接ふれあう中で出会う「おいしい!」のひとことが、より安全でおいしい梨づくりを続ける原動力になっています。久美浜町内に設けられたJA京都の梨選果場では、この時期、毎日2万玉を選別・出荷。二十世紀梨のうち糖度11.5度、Lサイズ以上のものは「京のブランド産品」として、高値で取引されています。今年からは、台湾の百貨店でも販売されていて「世界の京たんご梨」として注目が高まっています。